内容説明
絵を描くこと、曲を作ること、文章を書くこと。
そのプロセスを楽しむすべての人へ。
Artificial Intelligence(AI)=人工知能、とりわけ昨今急速に普及した「生成AI」を題材に、AIの進化が人間の「つくる」という行為にもたらす光と影を浮き彫りにし、創造性のあるべき未来像について考察した一冊。
生成AIの登場により、私たちの仕事や創作活動は劇的な変化を遂げています。誰もが簡単にそれらしい文章や音楽、絵を生み出せるようになった一方で、その見かけの生産性向上の裏で起きている本質的な変化に目を向けている人は多くありません。
生成AIとは何か。どのような仕組みで発展しているのか。私たちの創造性を拡張する存在なのか、自動化の道具にすぎないのか。本書では、生成AIがもたらす影響を5つの切り口から整理し、経済性の話が支配的なAIをめぐる議論に、創作というレンズを通すことで全く異なる論点を提供します。
筆者自身の実践的なプロジェクトやAIの探求の歴史を紐解きながら、効率化を極めたAIの先にある、人間とAIが共創するオルタナティブな未来を照らし出します。自らの手で「つくる」ことを手放さないために、私たちはAIとどう向き合うべきか。AIの本質を知ることで、創作行為の価値がかつてないほど鮮明に見えてくるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kazu
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日常や仕事で生成AIを使うようになり、利便性を感じられる。そんな中で人がどのようにAIを利用するかを気になり読んだ。作者の前の書を以前読んだが、どう変わったかというところも気になったのもある。創作面での使い方であったが読んでてアイデアも浮かんだりしたので参考になりました。 ただ業務や日常でプロンプトを考える思考力や言い回しを考えて工程が重なるので使うので結構疲れるなーと思う。 楽になったが頭は休まらないのはAIの流れで結構気にしてる所とやらなくなったので覚えなくなるのはAIの危惧すべきところかも。2026/09/20
A
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【どんな本?】誰生成AIとはなにか?生成されたものはなにか?を言語化している本【なにが学び?】aiスロップやそれらしいもの作るデータ写実時代がある中で、問いを発揮する力、答えのない問題を設定する力、探索空間そのものを拡張する力、身体で感じる力、コピーのようでコピーでないエキタイプを原型であるアーキタイプを明らかにして生み出す力、DJのようにその場の雰囲気や環境や文脈を感じ創作すること、楽器のように出力をしながら体験し新たな言語化や問いを繰り返し探索していく使い方、つくる手を動かす楽しみを忘れないこと。2026/09/02
hukukozy
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著者は、昨今の生成AIブーム以前から、AIを活用したクリエイティブ活動を続けてきた。生成AIによって人間の創造性が開かれるという議論も存在するが、著者はそうした潮流に対して一歩引いた視点で疑問を投げかける。生成AIは性質上、平均化・最適化をもたらし予測不可能性をもたらさない。複製のようで単なる複製ではない複製「フクセイ」を生むのが生成AIの特性だと言います。歴史や背景を紐解きながら生成AIの影響を語る本書ですが、生成AIを否定するのではなく身体と紐づき乗りこなすことが重要だと言います。 2026/08/18




