出版社内容情報
人間を幸福にする最良の国制とは何か。国家はいつ不安定化し、崩壊するのか。これらの問いと格闘した西洋政治思想の源流アリストテレス。本書は、彼の『政治学』を著者ならではの明快な叙述で再構成、アリストテレスの哲学と政治思想とを統一的に描く。
目次
序章 アリストテレス政治思想の基本的原則
第1章 市民と国制の概念
第2章 「中間の国制」
第3章 デモクラシーの理念とその基本的構造
第4章 奴隷論―その正当化の論理と超克の可能性
第5章 プラトンの国家論の批判
第6章 内紛(スタシス)―国家の不安定と崩壊
第7章 経済と倫理
第8章 理性と法―政治思想における教育の意味
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