MILITARY CLASSICS<br> MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) Vol.94(2026年夏号)

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MILITARY CLASSICS
MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) Vol.94(2026年夏号)

  • 著者名:イカロス出版【編集】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • イカロス出版(2026/07/21 配信開始予定)
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内容説明

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【電子版では、紙の雑誌と一部内容が異なる場合、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます】

【巻頭特集】
Ⅴ号戦車パンター

1941年6月、ソ連に進攻したドイツ軍はT-34やKVなど強力な戦車に遭遇し大苦戦。貫徹力に優れる長砲身7.5cm砲などを既存の戦車に搭載する改良が進められるとともに、1939年から設計されていた20トン級新型中戦車の開発計画を元に、ソ連戦車を圧倒できる新型中戦車の開発が始まった。
この新戦車は1942年3月に「パンター」と命名され、ダイムラーベンツとMAN社がそれぞれ試作車を制作したが、いずれも従来のドイツ戦車のような武骨な垂直装甲ではなく、T-34に倣った傾斜装甲を採用しているのが特徴だった。結果、6月にはT-34に外見がよく似たダイムラーベンツのVK30.02(D)案ではなく、車体の大きいMAN社のVK30.02(M)案が採用される。
こうして超長砲身70口径7.5cm砲と前面80mm厚の傾斜装甲、最大速度55km/hという高速と優れた踏破性能を持つⅤ号戦車パンターが誕生したが、30トン級だったはずの新戦車は、装甲の増大により45トン級の重戦車並みの重量となっていた。
1943年7月のクルスク戦で初陣を飾ったパンターは、その後はⅣ号戦車に代わる新たな主力戦車として各戦車部隊に配備されていった。スペックだけなら走攻守すべてに優れ、第二次大戦最強の中戦車と言えるパンターであったが、足回りの故障などが多く、また戦車兵の質の低下もあり、その性能に見合う活躍ができたかは疑問が残る。とはいえ、大戦後半の主力戦車として、各戦線で戦果を挙げたのも確かであり、その精悍なフォルムも相まって今でも高い人気を誇っている。
本特集では、大戦後半のドイツ主力戦車であるパンターについて、メカニズム、開発経緯、戦歴、部隊編制、戦術、塗装例、エースなど様々な角度から解説していこう。

【第二特集】
天龍型軽巡洋艦

日本海軍は艦隊決戦に際し、艦隊に付随する水雷戦隊を編成、その旗艦として駆逐艦群の火力支援と指揮統率を担う高速の小型巡洋艦の建造を計画した。これは第一次大戦期に英海軍で整備されたアリシューザ(アレスーサ)級をはじめとする「軽(装甲)巡洋艦」に範を取った設計とされ、大正5年(1916年)度計画の天龍型軽巡洋艦「天龍」「龍田」として結実する。
本型の水雷戦隊旗艦としての任務は五五〇〇トン型軽巡に取って代わられ、天龍型は戦前の段階で第二線任務に就くこととなるが、満洲事変、上海事変、支那事変では中国大陸方面に出動し、警備・封鎖・上陸支援といった諸任務に当たった。また、太平洋戦争においてもウェーク島進攻作戦を皮切りに勇躍し、なかんずく「天龍」の第一次ソロモン海戦への参加は、本型の戦歴で白眉となっている。
本特集では比較的旧式ながら戦前戦中にかけて数々の戦いに身を投じた天龍型軽巡について、メカニズム、建造経緯、戦歴、艦型の変遷、運用、艦隊編制といった点から多角的に解説する。

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