内容説明
1941年秋、ドーバー海峡上空に欧州では見慣れぬ空冷エンジンの戦闘機が現れ、イギリス空軍の新鋭戦闘機スピットファイアMk.Ⅴを圧倒する戦いぶりを見せた。これこそドイツの新鋭機フォッケウルフFw190であり、メッサーシュミットBf109と共にドイツ空軍戦闘機隊を支えた名機であった。本特集では、高い性能と優れた実用性を両立させ、“ヴュルガー(モズ)”と呼ばれて将兵たちに愛されたFw190シリーズを、メカニズム、開発の経緯、各生産型、戦術と戦法、詳細な戦闘記録、著名な撃墜王など多角的な視点から解説していく。また、第二特集では、南洋を駆けた異端の龍 空母「龍驤」をお届けする。