紙魚の手帖<br> 紙魚の手帖Vol.30

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紙魚の手帖
紙魚の手帖Vol.30

  • ISBN:9784488031350

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内容説明

夏といえばSF! めいっぱいSFを楽しめる特集号『Genesis』をお楽しみください。■天沢時生、小川一水、宮澤伊織、マーサ・ウェルズら豪華執筆陣による小説。■第17回創元SF短編賞選評および、受賞作・春鹿未明「鳥なき島」掲載。■ジャンルSF誕生100年を記念した対談「英米SF史概観――ガーンズバックからホープパンクまで」/【目次】【受賞作決定!】第17回創元SF短編賞 選評 高山羽根子・飛浩隆・長谷敏司/【第17回創元SF短編賞受賞作】鳥なき島 春鹿未明●コウモリの飛ぶ島で生きた語り手は死の間際、「天国」と名づけた娘に語りかける/【小説】長い別れ 天沢時生●「ケツに火がついちまったのさ」――私の探偵事務所を訪れたのは、世にも珍しい人間の依頼者だった/数と泥 雨露山鳥●舞台はメソポタミアの古代都市バビロン。数の女神アナーグは神殿に突然現れたみすぼらしい姿の少女と出会う/星間戦艦ゴフルキルA8の完勝 小川一水●故郷の命令で9112個の文明を殲滅してきたおれは、いま故郷を破壊するかもしれぬシジンを追う/躍れ生徒会長 高谷再●頼りない書記と壊れかけの玩具は、弁舌さわやかな対立候補に立ち向かえるのか!? 選挙戦の幕がいま開く/ときときチャンネル#12【インターネット3で検索するだけ】 宮澤伊織●祝・星雲賞受賞!の大人気動画配信者SFシリーズ。今回のお題はゲーム……ではなく検索!? 多々羅先生! どういうことですか?/光路 宮西建礼●系外惑星の観測に向かう宇宙探査機。その行く手には予想外の光景が……/信頼関係――それは友情、連帯、仲間、あるいは共感 マーサ・ウェルズ/中原尚哉訳●企業統治ステーションに潜入するペリヘリオン号たち。しかしステーションは敵対買収の余波で混乱していて……/【小説・連載】にじみ 彩瀬まる●国境沿いの緩衝地帯で監視任務にあたるレンの日々は、白い風船を見つけた日を境に一変した/摩霜静世(ましもしずよ)の魔法紀行 第二話 粥塚家(かゆつかけ)の人々 久永実木彦●ローレンスに乗ってたまプラーザにあるお屋敷にやってきた摩霜と茶色。そこで待っていた粥塚一族とは……/※一色さゆり「電影ノスタルジア」、倉知淳「とらんぷ探偵譚」、坂木司「きみのかたち」、桜庭一樹「来世があれば」、白尾悠「お絵描きの時間」は休載です/【ジャンルSF誕生100周年記念企画】英米SF史概観――ガーンズバックからホープパンクまで 中村融×天沢時生/【座談会】「はるこん2026」パネル・ディスカッション「弊機(へいき)とAI」全記録 マーサ・ウェルズ×大澤博隆×中原尚哉×石亀航(東京創元社)/【特別企画】祝! 第57回星雲賞受賞 宮澤伊織「ときときチャンネル ない天気作ってみた」、アレステア・レナルズ/中原尚哉訳『反転領域』、R・F・クァン/古沢嘉通訳『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』/2025年度 国内SF短編 私のベスト5 香月祥宏・冬木糸一・牧眞司/【解説記事】英語圏SF・ファンタジー・ホラー文学賞総まくり 東京創元社編集部/【ESSAY】翻訳のはなし 第28回 記憶に残る作品たち 佐田千織/※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、若島正「乱視読者の読んだり見たり」、北原尚彦「ホームズ書録」、リレー連載「装幀の森」は休載です/【COLUMN】ごほうびごはん*朝の宝箱 雛倉さりえ/読書日記 饗庭淵/行かない旅の栞*休園日は火曜(祝日の場合は翌日) 十三不塔/※戸川安宣「みすてりあーな・のーと」は休載です。/【SF BOOKREVIEW】国内SF 渡邊利道/翻訳SF 鯨井久志/【INTERVIEW 期待の新人】『マイボディ・オン・ザ・ムーン』矢野アロウ/『すべての夢、果てる地で』理山貞二/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

にぃと

7
SF特集。創元SF短編賞受賞作品も掲載されており、「英米SF史概観」でも成り立ちや流行の移り変わりが解説されていたのでSFというジャンルの幅広さを改めて実感。敷居が高いのか低いのかわからなくなる。掲載作品の中にも合うものがあって、「ときときチャンネル」は書籍が出ていることを知らなかった。なんとか手に入れて読みたい。2026/08/22

イツキ

5
毎年恒例SF特集。一番好みだったのは彩瀬まるさんの「にじみ」架空の国の戦中と戦後を描く物語ですが、戦中の国境警備隊での何気ない交流、新聞記事の内容に関する批評や解釈、記事を書く側の思いなど繊細でともすれば忘れられがちな感情ややりとりが丁寧に描かれている印象でした。不思議な植物の生態なども興味深くラストもとても美しかったです。ときときチャンネルも安定の面白さでした。2026/09/13

👽やまさん🛸

1
年に一度、一冊丸ごとSF専門になる文芸誌を初購入。ずっと興味はあったけれど、そもそも国内SFをあまり読まないのでスルーしていた。やはり海外SF関連記事から読み始める。続いて国内SFは・・。読み始めれば面白いとは思うのだが、今のところページが進まない。そのうち読む。きっと読みます!2026/10/01

YSHR1980

1
SF特集の号しか買っていないので、彩瀬まるの連載があったとは知らなかった。こういうしっとりした話、たまらないです。SFとしては宮西建礼がまたスケールの大きな物を読ませてくれて満足です。2026/08/28

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