内容説明
2024年、月の裏側で発見された頭部のない数十体の遺体。
それは、人類に大いなる変革をもたらす――
月の裏側で見つかった、首のない数十体の遺体〈ルナ・ボディ〉。各国の思惑渦巻くなか、中国のスパイ・楊張敏、タイの脳科学者ジャム、IT黎明期の実業家アレクサンダー・コーツ、車椅子の少女ミントの人生をも巻き込み、人類文明の運命は大きく変わっていく
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
165
矢野 アロウ、初読です。SF超大作、上巻、500頁、一気読みでした。続いて下巻へ。トータルの感想は、下巻読了後に。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005210527/2026/07/23
パトラッシュ
153
月面で大量の首なし遺体ルナ・ボディが発見される『星を継ぐもの』的な冒頭は大いに期待させるが、続いて世界各地で老若男女の複雑な人生模様が描かれていく。いずれひとつの舞台に集ってストーリーを形作るグランドホテル方式の群像劇になるだろうとは予想できるが、遺体の謎の解明など科学描写の薄さと国際外交の駆け引きが主に展開されるため、物語の焦点が定まらずSFロマンに不可欠なワクワク感が足りない。やがて彼らのひとりがルナ・ボディに首を移植されてドラマが動き出し、大風呂敷を収束させるべくエンジンにスタートがかかる。(続く)2026/07/04
ずっきん
52
最近さー、「10年とか30年に一度の大傑作!」に立て続けに騙された(←あくまで個人の主観です)ので、本作も早川さんの鼻息荒い例のアレにのせられて(←のらんわけにはいかんだろ)手には取るものの、【宣伝文句】=【スティーブン・キング推薦】くらいに爆下げで読み出したところ、ぬあーーー!めっちゃ面白い! 文章も超好み。比喩の美しさと力強さの塩梅いいわあ。これ、2作目すよね? さ、下巻へ。2026/07/20
和尚
37
月の裏側で発見された頭部のない数十体の遺体。あらすじの1行に加えて、プロジェクト・ヘイル・メアリーや三体に比肩するという謳い文句に誘われて読み始め。視点場所時代が変わりながら物語としても淡々と進むのでキャラの色が出て繋がりが見え始めるまでは入り込みにくいかも。また、個人的にはヂャンミンとイザベラの人となりが分かった頃から読みやすくなりましたし面白くもあるものの、まだ途切れ途切れで断続的なので盛り上がりには至らずの印象で。人の意識はどこにどう宿るのか、それぞれがどう繋がるのか、期待を込めて下巻に進みます。 2026/07/03
とも
34
月で首のない数十体の遺体〈ルナ・ボディ〉が見つかるという物語。 本作は、事前の早川書房のキャッチコピー「『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『三体』に比肩する面白さの日本SFが刊行されると言ったら、信じてもらえますか?」がとにかく強すぎる。そこまで言うなら、と読んでみる。 在米の中国スパイ、脳学者、車椅子の少女など、多視点で進行。上巻終わりでやっと大きな動き。まあ、ここまで可もなく不可もなくといったところ。下巻に期待。2026/07/06
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