内容説明
隠された“力”の行方は――。月と太陽の二人が因縁と思惑の渦へと引きずり込まれる。もう後戻りはできない、深淵を臨む第四弾。
祖母の牧恵と大叔母の順恵を相次いで亡くした弦は、喪失感の中、家族と今後について話し合っていた。隠された“有間の力”はどこにあるのか、そして誰が継ぐのか――。長男の弦か、妹の薫か、家族全員で分け合うのか。意見が分かれる中、牧恵の死によってその所在すら突き止められず、不安は募っていく。
一方、御堂家では“鬼神”と称された先代が死去。牧恵と因縁を持つその死は、「牧恵を道連れにした」とまことしやかに囁かれていた。その影響で弦と距離を取らざるを得ない煌人は、一人で魔物討伐に臨むが、弦不在のままではその力を制御しきれずにいた。
そんな中、「異能四家」の一角・碓氷家の次男、京也が現れ、かおるたちを巻き込んだ新たな波乱を引き起こす――。
斜陽と呼ばれてきた“有間の力”の復活を前に、「異能四家」の均衡は崩れ始める。
月と太陽の二人が、因縁と思惑の渦へと引きずり込まれていく。もう後戻りはできない、深淵を臨む第四弾。



