内容説明
大奥で多くの犠牲を出した唐傘との死闘、続けて起きた火鼠の騒動から一年。いまだ消えぬ“何か”の気配を感じて薬売りが再び七つ口に現れる。天子の正室である幸子は第二子を懐妊するが、喜びも束の間、死産となる。時を同じくして、大奥では人が潰され、絞め殺される怪死事件が起き……。やがて明かされるのは、大奥の始まりに隠された永く哀しき秘密だった。奥女中の守り神である御水様、その信仰の祭司を務める溝呂木家と天子の血筋……大奥を守り、導く者たちの因果はやがて国を揺るがす一大事を引き起こす。全てを押し潰さんとする、尋常ならざる想いを宿す最恐のモノノ怪を前に、薬売りの最後の退魔と救済の儀が今、始まる。形、真、理――三様が揃い、よって剣を、解き放つ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
潜水艦トロイメライ
3
最終作にして最もページ数の少ない本作。映画の情報の多さに対して、物足りない?という懸念は読んでみるとなかった。これはもともとノベライズ完結ではなく映画の補完として読む本だからだ。蛇神たる所以など幸子の幼少期のエピソードから、なぜ蛇神に飲まれたのに腹の中で別の蛇神と戦うのかなどが腑に落ちる。箱。入れ子構造。鱗の▲のデザインが美しい蛇との死闘を通じて真が分かる。全部読んでみて、改めて唐傘が一番分かりにくかったので、ノベライズを買う動機ができて良かった。パンフレットも読んだのでかなり理解が深まった。2026/06/12
蒼都羽月
1
劇場版の公開初週に鑑賞したあと、リピート鑑賞する前に情報補完で一読。幸子目線が丁寧に描かれていた印象。映像で示すには冗長になるようなところを拾い上げてくれていてよかった。テキストだからこそ、映像と音響だからこそ、の棲み分けが上手くて、観て読んで5倍楽しめる作品だなぁ、と。3年前に何かの作品前で唐傘の予告が流れて、そこで興味を持った私に感謝したい。(でも多分リアタイでアニメ版も見たことあるはずなんだよなぁ〜。ホラーみ強くて挫折したんかな…。)2026/06/06
苔玉苔玉(苔玉)
0
映画見て理解できなかった部分があったので小説を読みました! 分かりやすい!!だから映画であのシーンがあったのかと納得! 小説読んだのでまた観に行きたいです。2026/07/12
もちもち
0
映画も面白かったし小説も良かった!!2026/07/11
蒼都羽月
0
映画リピート8回目の前に、ここらでいったん再読復習。もはやセリフが映画の声で再生されるようになっていた。2026/06/27
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