内容説明
怪異の討伐に当たっていた巫女・御巫綺翠(みかなぎきすい)の霊力が、突如消失した。その原因はなんと、幽世(かくりよ)の三大神獣であり、巫女の力の源だった龍神・朧(おぼろ)が「幼子」になってしまったことだった。薬師・空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)と綺翠は朧を「娘」として連れ「家族」として真相を探す旅に出る。そして北の隠れ里「九頭龍洞(くずりゅうどう)」で不老不死の導師と出会い……。現役薬剤師が描く異世界×医療×和風ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
42
歓楽街で鎌鼬討伐の最中、綺翠の霊力が突如消失。原因は幽世の三大神獣で御巫神社の祭神・朧様が「幼子」となり神性の大半を失ってしまったからだった。空洞淵と綺翠は朧様を「娘」として真相究明の旅に連れて行くことに。やがて北の隠れ里「九頭龍洞」で不老不死の導師と出会い…。/2人を「ととさま」「かかさま」と呼び、穂澄のように天真爛漫な朧様が愛らしい。しかし金糸雀を「ばばさま」呼ばわりするとは(笑)。クライマックスは死を覚悟するほどのバトルにヒヤヒヤ。そしてラストには驚きと衝撃が。次巻も波乱の予感。2026/07/12
よっち
20
巫女・御巫綺翠の霊力が突如消失。巫女の力の源だった龍神・朧も幼子になってしまい、薬師・空洞淵霧瑚と綺翠は朧と共に真相を探す旅に出る第12弾。原因が失われた御神体の龍角にあると考え、朧と共に半身を求めて北に向かうた霧瑚たち。たどり着いた北の隠れ里で九頭竜権現を崇める人々と出会い、龍胤に悩まされる人々を救うために奔走する展開で、絶望的な状況にも諦めず覚悟を決めて立ち向かい、活路を見出していく霧瑚と綺翠が印象的でしたが、事態を解決した霧瑚たちが直面する出来事も新たな波乱を巻き起こしそうな今後の展開が楽しみです。2026/06/24
にぃと
6
久々に1冊まるまる1エピソード。霊力を失った綺翠と幼女の姿になった龍神さまを伴って事件解決のための手がかりを探すため街の外へ。疑似家族っぷりが微笑ましい。漢方要素は控えめ、龍神信仰や修験道要素、そしてクライマックスは派手なバトルパートなのもここ最近の巻ではあまりなかったような。次巻予告っぽい要素もありこれからの展開にも期待したいところ。2026/07/05
c3pomotohonzuki
1
和風ファンタジーにして医療ミステリの12冊目。 今回は力を失った巫女と龍神に、龍を信仰する隠れ里という民俗学的要素も。 疑似家族の3人に微笑ましく思いつつも、物語は着実に新たな局面へと進んでいき期待が高まる。 「ととさま!かかさま!」2026/07/10
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