内容説明
名職人として評判の〈銀寿司〉主人の銀蔵には、十手持ちという、もう一つの顔があった。かつての相棒の息子で同心見習いの谷崎十四郎と江戸の事件解決に東奔西走していたところ、幼なじみで大店の質屋を営む松吉が殺害されたと一報が飛び込む。とっさに、妻をも奪った大悪党・夜明けの蛇蔵を罠にかけることを思いつくが、逆に銀蔵が縄を受けるという窮地に陥ってしまい……。病みつき必至の「寿司ミステリ」、堂々の完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
20
2026年4月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目にして最終巻。不気味にうまいすし、ごちそうに殺意あり、シャリが泣くだろう、の3つの連作短編。最終巻だけあって、謎が解けていく展開に爽快感があり、上手く纏っている。十三郎の活躍不足のままの完結が少し不満。十三郎と銀蔵の話はひょっとすると続きがあるのかも。続編希望です。2026/05/20
Satochan
2
シリーズ第5作。表紙は八丁堀同心十四郎と銀蔵の揃い踏み。そろそろ寿司ネタが尽きたのか、本作のテーマは謎ネタに小麦。幕末らしいネタの登場です。そしてシリーズのテーマだった押し込み強盗の蛇蔵ですが、先代同心十三郎が助っ人に入って割とあっさり解決。これで完結ですが、続編の可能性を残す終わり方なので、その日がくることを楽しみに待ってます。2026/05/24
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