角川文庫<br> モノノ怪 妄

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角川文庫
モノノ怪 妄

  • 著者名:仁木英之【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2026/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041157657

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内容説明

天下が静けさを取り戻して間もなくのこと。駿府の古城址で、親友でありライバルであり牢人の子どもと「戦ごっこ」に熱中する由比正雪少年。ある日、城址で怪しい格好の男(薬売り)を見かける。いつしか城址には怪異の噂が流れ、城址への立入りを禁止されることに。正雪は牢人達の力を借りてモノノ怪を倒そうと企てる。しかし、モノノ怪に襲われ死者が出て、絶体絶命となった時、再び薬売りが現れ――。その出来事を契機に、少年・正雪は政治に興味を示し文武の修行の旅へ出ることに。やがて大人になった正雪は、牢人や民や自由や幸福のために立ちがることを決意するが――。由比正雪に“何か”の気配を感じとって、その成長を見守り続ける薬売り。果たして動乱の行方やいかに?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

蒼都羽月

2
スピンオフ小説はどれも積読だったから1巻から読もうと思ったけど、ふと最新刊をめくったら登場人物に劇場版の面々と同じ名字があり、あれ?関連ある?となって先にこちらを読むことに。劇場版本編と直接の関連はないけれど、三代目と四代目の狭間の時代で劇場版の三代目エピソードが思い浮かぶなどしながら読んだ。表紙は離薬だけど、ここに登場する薬売りは別の剣のような印象。離薬にしては気が長いというか。由比正雪や諫早湾干拓事業について史実をもう少し調べてみたくなった。2026/06/08

よねはら

1
由比正雪の生涯。不当な扱いを受ける牢人を助けたいという志そのものに誤りはなくとも、人の心は歪んでしまうもの。時代小説の側面とモノノ怪シリーズの味を同時に楽しめる作品でした。2026/06/09

銀華

1
江戸時代初期、島原の乱の鎮静後、主君を失い職も就けず困窮する牢人達が燻る中、少年少女が現状を打破しようと動く姿を薬売りは見守っていたーー実在する由井正雪、丸橋忠弥、慶安の変にモノノ怪が後押していた一連は面白いが、前巻同様筆者の文章と相性が合わないせいか分かりにくいところも相俟って読みにくい。登場人物の感情の動きと云うのか、活き活きもなく生々しさも無くて無機質に感じ取る私の感性のせいだろうか、あまり魅力さも感じ取れず。小説版の薬売りは浮世離れより傍観(観測)者に徹している姿勢が強めの六四の内の一人だろうか。2026/06/04

ぬ。

1
本編とは異なり一部史実を交えながら展開するスピンオフも第三弾。江戸時代初期の話なので映画シリーズとはわりと近い年代の話かもしれない。カバーの薬売りを見る限り、こちらのスピンオフシリーズは櫻井孝宏の薬売りのようだけど。まぁ退魔の剣は64あるし、同時期に活動することもあるか。2026/05/21

ぱる

1
スピンオフ第3弾。主家を失った牢人たちが溢れて、そこに憎しみが溢れて、その溢れたものがエネルギーとなり怪異が生まれる。すなわちモノノ怪に後押しされて、徳川に反乱を起こそうする。その先導者として由比正雪が登場する。なるほどね。面白かったけど、少々気難しくて、寝そうになった。。2026/05/19

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