角川文庫<br> モノノ怪 鬼

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角川文庫
モノノ怪 鬼

  • 著者名:仁木英之【著者】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2024/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784041140970

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内容説明

戦乱の時代。常人離れした体躯と武勇を持つが、実際は心優しき乙女の小梅。そのあまりの強さから「鬼御前」と異名をとっている。その小梅と山で恋に落ちたのが、帆足鑑直。玖珠郡帆足郷の若君だ。二人の父親はかつては手を組んでいた当主同志なのだが、訳あってお互いをけん制しあっている。帆足孝直の父は帆足郷の当主で山間の小領主として苦労が絶えない生活を送っており、息子はその苦労を間近で見ていた。小梅の父は古後摂津守で、玖珠郡の盟主として人望はあるが、一方で小賢しい策を弄しがちだ。小梅は鑑直と結婚するが、島津軍が攻めてくる。「鬼道」と自ら呼ぶ妖の術を操る僧は人々を惑わし妖怪たちが跋扈し始めたその時――薬売りが現れ、モノノ怪を斬る! 「モノノ怪」スピンオフ時代ものシリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

キナコ

26
映画化記念で購入。しかしアニメの描写ほどの戦闘シーンはなく、薬売りの怪しい雰囲気も少なめの。視点が主人公の一人である帆足視点だからかな?短編のようで、登場人物一人一人に繋がりがあるため、連続で読んだ方が分かりやすいかな。 時代に飲まれたお家騒動と男女の縺れといった印象。2024/10/08

銀華

6
島津が戦で統一しようと北上する動きに巻き込まれた山で生きる人々、異なる郷の男と女が恋に落ち、鬼御前と呼ばれる彼女を一人にさせまいとするがーーアニメ『モノノ怪』スピンオフ小説第二弾。この作者との相性が悪いのか、前回と同様今一つ描写が飲み込めない。物語が少し面白い、一ヶ所で幾つもののモノノ怪との遭遇、それ故その地に生きる人々の長期的な関り合いをする薬売りの出番の多さと云う点は良かった。薬売りの動きを見たかったからいいが、アニメで感じ取った『モノノ怪』特有のリズムと云うのかそれはなく、時代小説と大差なかった。2024/07/22

ともりぶ

5
小梅のビジュアルがイメージできず、話の流れを追うことしかできなった。2025/04/12

Miria

4
一話目の『牛鬼』で早々に読む気失せた。 文字数使って書いてる筈なんだけど、肝心のアヤカシ『牛鬼』の登場シーンとか見た目を想像させる表記が一切なくてシーンを想像できない。前後の描写一切なしでいきなり取っ組み合いしてたりで、は?となって読破諦めました。一巻も予約してたけどやめようかな。2025/04/18

桜城誠

4
九州の山の中で暮らす民達、戦闘狂島津との戦、鬼御前と呼ばれる女武者との恋、モノノ怪。いろんな要素が上手く絡み合っていて面白かった。戦闘描写がやや分かりづらかったし、戦の決着があっさりしてたのが少し気になった。2024/07/08

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