内容説明
「あなただけの朝食お作りします」。ここは鎌倉の路地裏に佇む小さなカフェ。お客様のリクエストに応えて店主が作るのは、特別な一皿だ。昼夜逆転している漫画家にはスパイシーなアジア料理、子育てでお疲れ気味の母親にはときめくモーニングティー、両親の離婚に心揺れる中学生には選べる具材が両方入ったオムレツ……美味しい一口に心がほどければ、一緒に食べたい大切な人の顔が思い浮かぶ。朝目覚めるのが楽しくなる、優しい物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kei
12
オーダーメイドの朝ごはん良いなぁ。予算やテーマを決めたら店主のあさひが、とびきり美味しい朝ごはんを作ってくれる。昼夜逆転してしまった漫画家の『目が覚めるような朝ごはん』のスパイシーなアジア料理や、子育てにお疲れ気味のママの『ときめく朝ごはん』のアフタヌーンティーぽい朝ごはんや、食に興味のない女子大生の『食に興味を持てる朝ごはん』で、ド定番だけど、ちょっとした工夫で一段上のバタートーストや卵かけご飯だったり。抽象的なテーマにも笑顔で対応してくれるあさひの料理食べてみたいなぁ。2026/08/09
*+:。.もも.。:+*
11
リスのどんぐりと猫のカフェオレのメルヘンなところは置いといて、あさひさんのお料理でみんなが好転していくところが癒されるわ~。 でもあんなメニュー設定でお店の利益が出るのかなと心配になってしまう私はメルヘン設定に入りきれてない(^_^;)2026/06/20
読書好き・本屋好き堂
11
シリーズ第2弾。 大好きなシリーズの一つ。 最初から最後まで、心が温まる物語😊 読後の幸せ感が半端ない🍀 ごはんの時間が幸せだと1日3回幸せになれる時間になるって考え素敵だな✨ 続編が楽しみ🎵2026/04/23
ガミ
9
「ご予算内であなただけの朝食お作りします」。鎌倉の小さなカフェを舞台に、店主のあさひがお客様のリクエストに応えて作った朝食を通じて、彼らの人生が少しずつほっこり、そして温かく変わっていく短編集です。女性漫画家、専業主婦、複雑な家庭の男子中学生、食にこだわらない女子学生、警察を定年退職した男性と、彼ら一人一人にあった朝食を通じて、凝り固まっていた考え方がほぐれていく流れに「優しさ」を感じました。お客様、みんな素直なんですよね。だから、自分たちで前に進んでいこうという気持ちがよく表れている作品でした。2026/08/11
すみっちょ
9
3話目だけがどうしても納得できず。離婚はしかたないとして、月一で集まるくらいなら竜樹は父親と残ってもよかったのでは。そもそも母親と一緒に茨城に行くのがどうして既定路線だったの?中3の夏休み過ぎてから志望校を県外に変えるのがどれほど大変か。とても受験生の親とは思えませんでした。いい話風に終わってたけど、この話だけは好きじゃなかったな。1話目が内容・メニューとも特に好きで、2、4、5話もそれぞれ共感できるところや、いいなと思う場面がありました。だんだんあさひさんが自分のことを話すようになってきた印象です。2026/08/02
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