目次
第1章 シーア派宗教界と宗教学院(宗教学院;シーア派宗教界 ほか)
第2章 イスラーム共和国の宗教教育戦略(「法学者の統治」;学校における宗教教育 ほか)
第3章 女性のための宗教教育(学問を志した女性たち;アル=ザフラー女子学院 ほか)
第4章 国境をこえる宗教教育(留学生のための宗教教育;イスラーム学世界センター ほか)
第5章 留学生の祖国と卒業生の活躍(留学生の軌跡;パキスタン ほか)
著者等紹介
桜井啓子[サクライケイコ]
1959年生まれ。上智大学文学部卒業。上智大学外国語学研究科国際関係論専攻博士課程修了。博士(国際関係論)。専攻は比較社会学、イラン地域研究。現在、早稲田大学国際学術院教授、早稲田大学イスラーム地域研究機構長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おとや
2
主として革命後のイランにおけるシーア派イスラーム宗教教育の展開について、特に女性と留学生に対する教育に焦点をおいてまとめた書籍。現在的な話題を扱っているので、なかなか見通しがきかないところもあるが、そういうところを含めて非常に勢いのある、面白い本だった。2015/02/12
samandabadra
1
ペルシャ語を集中的に学んでいた1999年、イランにはたくさんの大学や高等教育機関があると聞いたが、その宗教的な教育の側面をかなりコンパクトに知ることができる本。それと女性に対する宗教教育の概略に関しても、それなりに分かった。制限が厳しいとは言われるが、その中でも、勉学を進める可能性に光を求める人々がいることも理解できた。2022/11/28
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