内容説明
「……菅原。わしの誘いを断ると申すか?」
私は天神さまこと、菅原道真(すがわらのみちざね)。人間社会に紛れて、今日も生きている。お花見、山登り、地元の夏祭り…豊穣の神・お稲荷さまこと宇迦之御魂(うかのみたま)さまからのお誘い。お稲荷さまには返せぬほどの恩義があるが…行きたくない!!! 神々の世界は年功序列、コンプライアンスという言葉などない――。
神さまたちの人間味あふれる日常譚、待望の第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょろこ
105
じわじわとくる一冊。菅原道真を主軸に描くほっこり神様シリーズ第二弾。やっぱり一話目からいい。春夏秋冬、神様たちがしれっと人間社会で過ごす日常が優しさと温かさと笑いでじわじわと心を潤し、じわじわと涙腺も刺激してくるこの世界観がいい。お花見、山登り、釣り、夏祭り…豊穣の神、宇迦之御魂さまからのお誘いに付き合う菅原道真の姿はまさに上司からの誘いを断れない現代人そのものでほのぼの。神様の眼差し、氏子たち、特に子供たちへの幸せを願う想いがたまらない。季節の神様の章はほっこり、ラストの宇迦之御魂さまの章はグッときた。2026/06/07
がらくたどん
48
もう「雷公」なんて言わせない!元祟り神ながら心機一転(?)今は大宰府で当代一番人気の学業成就神として身を粉にして志ある若者に尽くしまくる天神道真君の八百万交遊録の第2弾♪冒頭に道真11歳(!)の漢詩「月夜見梅花」を配し、人の子の喜事難事を見守る神様連の大らかで慈愛に満ちた春夏秋冬を描く8編は今作も稚気と滋味に溢れて心がホゥと緊張を解く思い。でもやはり最後の「四季の章」が心に残る。本作で舞台に上がるのはお稲荷様の主祭神宇迦之御霊さん。意気軒高な酒豪爺さんが頼りなく惑う「ウカ」だった頃の物語、知りたくない?2026/05/06
ポチ
39
天満大自在天神の菅原道真公が神様や人間たちとの日常を苦労も交えながら面白おかしく綴る第2巻。度々登場する宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)お稲荷さんの主祭神の話しは切なかった。2026/04/17
らすかる
22
シリーズ2作目。前作同様ほっこり穏やか、優しい気持ちになれる人の世に暮らす神様たちのおはなし。前作では主人公菅原道真の辛く悲しい過去を最後に描いてましたが、今作は宇迦之御魂の過去。いつも道真を翻弄する元気なおじいちゃんな宇迦之御魂にも悲しい過去が。だから幼子に特別優しいのね🥹コメディタッチの作風の最後に〆で辛く厳しい過去を持ってくる絶妙さ。シリーズまだまだ続きますように🙏神様にお願いします🎶2026/08/01
み
20
二作目は、慣れたからか?さくさくと。困った時の神頼みは、ほどほどにします(^^;神様もお疲れですもんね。2026/08/03
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