出版社内容情報
岡田尊司[オカダタカシ]
著・文・その他
内容説明
発達障害という言葉が広く知られるようになり、自分もそうかもしれないと医療機関を訪れる人が増えている。そんななか急増しているのが、徴候はあっても診断はおりないグレーゾーン。グレーゾーンは障害未満でありながら、ときに障害を抱えた人よりも深刻な困難に陥りやすい。本書は豊富な臨床経験をもつ精神科医がその生きづらさの正体と対策についてわかりやすく解説する。
目次
第1章 「グレーゾーン」は症状が軽いから問題ない?
第2章 同じ行動を繰り返す人たち―こだわり症・執着症
第3章 空気が読めない人たち―社会的コミュニケーション障害
第4章 イメージできない人たち―ASDタイプと文系脳タイプ
第5章 共感するのが苦手な人たち―理系脳タイプとSタイプ
第6章 ひといちばい過敏な人たち―HSPと不安型愛着スタイル
第7章 生活が混乱しやすい人たち―ADHDと疑似ADHD
第8章 動きがぎこちない人たち―発達性協調運動障害
第9章 勉強が苦手な人たち―学習障害と境界知能
第10章 グレーゾーンで大切なのは「診断」よりも「特性」への理解
著者等紹介
岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医、作家。医学博士。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。京都大学大学院医学研究科修了。長年、京都医療少年院に勤務した後、岡田クリニック開業。現在、岡田クリニック院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、現代人の心の問題に向かい合っている。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に横溝正史賞を受賞した『DZ』、『風の音が聞こえませんか』(ともに角川文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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