内容説明
インテレクチュアル・ヒストリーとは何か。哲学的、政治的、宗教的、科学的、芸術的なアイデアは、歴史的文脈のなかでどのように生まれたのか。この方法の可能性を具体的成果とともに語る。
目 次
序
謝辞
はじめに
1 本 質――哲学・思想・政治・経済・科学・文化を切り離さない態度
2 歴 史――第一次世界大戦から現在まで
3 方 法――テキストを経済的・社会的・政治的文脈の中で読む
4 実 践――スキナー、ポーコック、クラフトンらの仕事
5 正当性――歴史は「語られ方」が問題
6 現在と未来――多様な分野での成果
おわりに
注
参考文献
索引
訳者解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
八八
5
同著者の『入門 政治思想史』が面白かったのと、インテレクチュアルヒストリー(邦訳すると知性史)について初めて知ったので手に取り読むが、非常に参考となる。テキストを書いた著者が、どの様な意図や背景、知的状況の中で、それを書いたのかを正確に読み取り再現する。これが、インテレクチュアルヒストリーの企図することだという。現代の民主主義という概念を当て嵌めて、ルソーを解釈しては、彼の意図したことは理解できない等、例を紹介しつつ、シュトラウスやフーコーなどの方法論の歴史も整理する。非常に重要な視点を提示する。2026/04/12




