内容説明
悩みや不安や心配ごとがあるときは、思考をいったん止めて、妄想をとり除いて「今」を観察します。ブッダの瞑想で、過去も未来も何もない「空性」をつくります。
目次
Prologue
第1章 毎日手を洗うように心を洗う(すべての問題は、「私」がつくり出している;「願うこと」は非合理的;「今、ここにいる」ことを知ること;「心」が体をコントロールする;シンプルなアクションを観察する)
第2章 慈悲の瞑想―「やさしさ」を通して心を整える(冷静で落ち着いた心をつくる;ステップ1 私の幸せを願う ほか)
第3章 ヴィパッサナー瞑想―思考を手放す(「今、ここ」にあることに気づく;ノンストップで、超ゆっくり、体の感覚を感じること;「立つ瞑想」;「歩く瞑想」)
第4章 いつでもどこでも「ながら」瞑想(日常のアクションで瞑想する;つまらないルーティンを観察するほど、ものごとは好転する;怒りを消す方法;嫉妬を消す方法;停滞しているときは、やめてみる;執着しないこと)
第5章 瞑想と心の関わりについて(何でもフィルターをかけて見てしまう心のはたらき;感情には釣られない;瞑想で見えてくる「知慧」;ゆれ動く心をモニターする)
瞑想Q&A
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在、宗教法人日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説きつづけている。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHKテレビ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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