内容説明
ファリードを討つ力を求め、旅を続けるカリーナ。
その力は本当にあるのか。命を世界に捧げられるのか。さまざまな想いに揺れる。
マリクもまた、守るべき家族と世界、はじめて自分を認めてくれた師・ファリード、そしてカリーナへの想いの間で引き裂かれていた。
運命の定めから、逃れることはできるのか?
ふたりが未来のために下した決断とは――。
シリーズ完結編!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よーよー
47
ついに完結した最高のハイファンタジー。過去の出来事から輪廻のように連鎖する二人の宿命と複雑な関係性を、見事に昇華させて完璧な結末へと導いてくれた。 緻密で複雑な世界観や入り組んだ人間関係を破綻なくまとめ上げた著者の手腕には脱帽する。すべての謎を語り尽くすのではなく、読者に想像の余白を残し、外伝への期待を膨らませてくれる余韻の残し方も素晴らしい。夢中になりすぎて半日で一気に読み切ってしまったが、この壮大な物語を最後まで見届けられて本当に良かった。2026/08/09
BECHA☆
6
千年前の先祖たちの諍いを知ったマリクとカリーナ。カラカルによって自分の力のコントロールを学ぶカリーナに対し、支配下に置くためにマリクを壊そうとするファリード。ハナーネの戴冠式をきっかけに始まるズィーラーンの内紛。大いなる女神や古の神々の魔法と民族間の差別感情、赦すこと、それぞれが心の内で一番大切に思うこと、人それぞれの正しさとそれぞれを尊重することなど。2026/03/21
よしかず
0
図書館本。 大筋は予想通りだけど、怪物から人間に戻る設定は要らん気がする。Ⅰ、Ⅱは面白かったけど、Ⅲ、Ⅳは失速ぎみに感じた。カリーナとマリクはそれぞれの道にいく。最後のアデトゥーンディの話は蛇足だった。2026/03/31
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