内容説明
NHK「心おどる あの人の本棚」に登場した感動作の文庫化
革命政府によって、ホテルに軟禁された伯爵。一歩外に出れば死が待っている極限状況で伯爵が見つけたのは、人生の豊かさだった!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
61
ロシア革命後、滞在するホテルから一歩でも出たら殺される、という判決を受けてホテル内に軟禁されることになった伯爵。そこで伯爵はどのように生きたか?確か池澤春菜さんが勧めてたなぁという記憶があったので書店で見つけて即購入!期待を裏切らない面白さ‼︎あまりの面白さにレビュー書くのも忘れて今下巻を読んでいます。2026/02/26
mayumi
27
待望の文庫化。1922年のモスクワ。革命により、高級ホテルに軟禁され、屋根裏で暮らすことになったロストフ伯爵。不遇な境遇になりながらも、紳士であり続ける伯爵の物語。ロストフ伯爵が本当に魅力的な人物で、彼の幸せを願わずにはいられない。「諦めて境遇に身を委ねることと、それに歩み寄ることは違うと思いたい」という伯爵の言葉に、前向きに生きてきた彼の人間性を見た思いがした。更なる波乱を感じながら下巻へ。2026/02/23
本の蟲
13
革命後のロシアに帰ってきた貴族アレクサンドル・イリイチ・ロストフ伯爵。様々な事情により処刑が免れるも、宿泊している〈メトロポールホテル〉スイートルームから屋根裏部屋に押し込まれ、財産を没収、一切の外出を禁じられる。伯爵は過去を懐かしみながらも、歴史の変化(進歩?)を受け入れ、変わらず「紳士」として従業員や宿泊客との交流を続けるが…。実在しているホテルに軟禁された男の半生記。小さな町のような高級ホテル内から、ソビエトの誕生、国民生活とホテルの変化、ロシア激動の時代を覗き見ることができる。下巻へ2026/03/16
pulp
5
WOWOWでのドラマ配信は3月までみたい。早く観なきゃ!2026/02/28
Ryo0809
3
ロシアに革命が起きて帝政が斃れるなか、零落した一人の伯爵の軟禁生活を描く。かつての贅沢なホテル暮らしは終わるが、決して悲観することもなく新たな生活をおくる、という作品。一人の少女との出会いが、その後の展開に大きな影響を及ぼすことを予感させて終わる上巻。伯爵の機転やジョークとも思える日常に、読み手にも新たな気づきを与える。アメリカの作家がロシア革命を題材にした点は、その取材力もさることながら、着想と想像力の豊かさを思わせる。2026/03/07
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