内容説明
黄龍王者との対峙を終えて、一時の平穏を迎えた真才。
しかし、〝死神〟の鎌が彼に迫っていた。
『放課後、部室に来てください。来なかった場合はあなたの過去、天王寺道場のことをみんなにバラします』
頂へと至るための鍵は〝仲間達との絆〟。
そして、世界に新たな盤狂わせの伝説が刻まれる。
WEB小説発、圧倒的な支持を受ける将棋魔王譚、2か月連続刊行!
「──だから、お前は〝俺達〟に負けるんだ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
D
52
2巻も面白かった。やっぱり掲示板やチャット欄がいいですよね。あの描写大好きだ。 将棋の熱さや業というものがリアルに描かれていてまさに勝負師の小説だと思う。将棋賛歌ではなく、その厳しさや一種の負の側面も逃げずに書いているのがまた共感できる。すごい小説だと思う。人知を超えた神の一手が生まれる瞬間、観客もアイルトンセナが神の存在を見た時速300キロの世界を覗き見ることができるのがいいんですよね2026/05/07
よっち
27
黄龍王者との対峙を乗り越え一時の平穏を迎えた真才。ネット掲示板で出た大将戦不正疑惑や真才の過去を知る人物から密かに呼び出されたりと不穏な動きが出てくる第2弾。武林部長が県大会の鍵として仲間たちとの絆を挙げる中、真才と出会い確実に変わった東城・来夏・葵たちのレベルを引き上げる一方、部長と佐久間兄弟はそれぞれ思うところのため動き出す展開で、ヒロインたちの背景も浮き彫りになる中、噂の渦中にありながらも動じない真才の異質っぷりが際立っていましたが、盤外で揺さぶりを仕掛けてくる相手に立ち向かう熱い展開は圧巻でした。2026/04/17
真白優樹
13
真才に思う所がある玲奈を救う中、県大会直前に真才に父性の噂が持ち上がる今巻。―――卑劣な一手、断罪し正面から滅ぼせ。 プロの世界ではない、という事か盤外戦術、卑劣な一手を仕掛けられる巻であり、及ばぬからこそ引きずりおろそうとする弱者の一手を、己の正体を明かす事で跳ね除け叩き潰す、更なる活躍が光る巻である。確かに刻んだ世界への爪痕。だがここからは、卑劣の効かぬ世界。強者たちが立ち塞がる世界。数多の強者たちが真才に注目を集めてくる中、彼は仲間と共に勝ち抜くことは出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。2026/09/06
たまご
12
葵との確執から始まる物語は激闘必至な県大会への必然。やっぱりヒロインへの分からせは気持ちいい。絆をさらに強固にし、盤石な体制で挑めるかと思いきや…次なる試練が真才を襲う。この展開はいつか来ると思ってましたが、存外早かったですね。ただ、それに至る経緯やその瞬間は武者震いするほどのカタルシスでほんと最高でした。自滅帝カッケェよ…。1巻と2巻を連続刊行にしたのはほんと大正解だったと思います。1巻の興奮冷めやらぬ中、さらに盛り上げてくれるとは。ここから始まる真才の軌跡を引き続きしっかり追っていきたいなと。2026/04/20
MoriTomo
12
黄龍王者との対峙を終え平穏を迎えた矢先、不穏な展開へと進む物語が描かれ、仲間たちとの絆の深まりと次への布石が熱く展開されていました。 盤上の動きで主人公たちが翻弄される流れや、登場人物の魅せ方も巧みで、才能やヒロインとの絡みも見どころでした。タイトル通り“狂わせる”展開へ向けた積み重ねと対局の熱量も抜群で、次巻への期待が更に高まりました。2026/04/21




