内容説明
ネット将棋の世界でプロ棋士さえも戦慄させる、生きる伝説〝自滅帝〟。
様々な噂が囁かれるその正体は、冴えない陰キャ高校生・渡辺真才だった。
ひょんなきっかけで将棋部に入部した真才は、アマチュア将棋指しの全国大会〝黄龍戦〟に参加することになり――?
将棋部の仲間と研鑽しながら、ネット将棋の帝王は棋界の王者と駆け上がっていく!
WEB小説発、圧倒的な支持を受ける将棋魔王譚、2か月連続刊行!
「……ひとつ聞きたい。ここから君が負ける可能性はあるのか?」
「──無い。もう全部読み終えた」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
ネット将棋の世界の生きる伝説「自滅帝」中の人で冴えない陰キャ高校生の渡辺真才が将棋部に入部する将棋小説。かつて奨励会を受験するものの惨敗して、ネット将棋指しになっていた真才。高校の将棋部に入部して同じクラスの将棋部エース東城美香を撃破して、大将としてアマチュア将棋指しの全国大会「黄龍戦」に参加するストーリーで、正体を知ったヒロインたちからサインを求められる姿には笑いましたが、因縁の相手との対決で圧倒し仲間の背中を押しながら、王者に挑む中でさらに進化する熱い戦いは燃えましたね。続巻を早く読みたくなりました。2026/03/19
しぇん
19
将棋とAIの関係。序盤はAIでの最善手の研究が割と全面に出てる気がしましたが、後半は戦うのは人間なんだよなと。積み上げ方が昔より多くなってしまってるので、色々大変だなと。後半の変な名前大集合はちょっと覚える気なくなってしまいましたが2026/03/22
真白優樹
17
ネット将棋の世界で生ける伝説として名をはせる少年が、部員不足の将棋部の扉を叩き始まる物語。―――失くせなかった熱中を、最強を相手に見せてやれ。 アマチュア世界、部活と言う土台の中で譲れぬ思いをぶつけていく将棋物語であり、軽めながらも味のある文章で綴られる、まさに新時代な面白さがある物語である。最強を乗り越えその先へ、そこへ迫るのは不穏な影。果たして少年は、仲間たちと共に更なるステージへと進んでいけるのか。次に立ち塞がる相手とは、どんな相手になるのであろうか。 次巻も勿論楽しみである。2026/03/21
rotti619
12
陰キャでクラスでも目立たない渡辺真才、その正体はネット将棋で伝説の存在“自滅帝”だったという、お話。内容的には才能に溢れる強者達を圧倒的な実力でねじ伏せるカタルシスを味あわせてくれるタイプ。将棋がテーマながらWeb版より更に徹底的に難しい表現を避けて、頭脳戦一本に読者が集中できるように書かれており、非常に読みやすい上にテンポもよく、内容もスッキリさせてくれる。今の将棋がAIによって解析が進み今までの定石が過去の物とされ、AI同士の積み重ねでたどり着いたのが入玉だった、という歴史を知っていると更に楽しめる。2026/03/24
山のトンネル
12
将棋に詳しくなくても楽しめる。ライトノベルという性質上、ヒロインがいて主人公に好意的なのだが、その辺のやり取りがむしろノイズになるくらい、アマチュア将棋、オンライン将棋におけるガチ勢の考え方など、個人的にチェスを指す際にも似たようなことを考えるので面白かった。2026/03/22




