出版社内容情報
フィールドワーク、野外活動、海外研修、ボランティア活動(海外ボランティアや災害ボランティアなど)の現場で、月経にどう向き合うのか――。
当事者どうしでも語られてこなかったこのテーマに真正面から取り組んだ、これまでにない実践書が誕生しました!
数多くある安全研修の手引きなどでも盲点となっていた月経への備え。本書では、月経の基礎知識から事前準備や実践編まで、見開き2から4ページで33のテーマを取り上げています。ヒヤリハットの経験談を紹介しながら、読者の皆さんが、現場のことを考え、話し合い、準備するきっかけをつくります。ふだん生活している環境とは異なる地域での生理用品の選択や調査・活動中の月経痛についてひとりで悩んでいた人にはもちろんのこと、学生を送り出す教員、同行する男性、そして多様な現場に関わるすべての人に開かれた一冊です。
【目次】
第1部 基礎知識編
第1章 月経は誰とともにある?
1-1 関係性の中で生まれ,重ねられる月経の経験
第2章 そもそも月経とは?
2-1 月経は四季? ― 周期性のある心身の変化
2-2 PMSや月経痛の多様な症状
Box 2-2 月経痛は100年経っても悩ましい
2-3 経血の排出はコントロールできるってホント!?
2-4 すべの女性に月経があるわけではなく,月経のある人がすべてく女性ではない
第3章 自分の月経を知ろう
3-1 キーワードは個人差
3-2 月経管理アプリでリズムをつかもう
3-3 経血の量と色 ― 健康チェックの手がかり
3-4 病院に相談した方がいい「3」の法則
第4章 拡がる生理用品の選択肢
4-1 生理用品の現在
4-2 生理用品のタイプと使い方
第5章 選択肢としての月経コントロール
5-1 なぜ痛い? ― 痛みの対処法
5-2 ピルもいろいろ
5-3 IUSという選択
第6章 月経をめぐるタブー
6-1 社会の中で月経は経験される
6-2 月経教育のいろいろなカタチ
第2部 実践編
第7章 いざ何を準備?
7-1 現地の情報収集をすべし
Box 7-1 月経中のバス移動 ― トイレ休憩はつらいよ!
7-2 現地スケジュールの立案 ― トイレ休憩と滞在時の備え
Box 7-2 まさか川を渡るとは
7-3 持ち物リストを一緒に考えよう
7-4 必要なら事前に産婦人科で相談
第8章 指導教員・送り出す方は何をすべき?
8-1 月経への配慮をめぐるジレンマ
Box 8-1 それで,私たちはどうすればよいのか?
8-2 「セクハラ」と配慮の境目
Box 8-2 実習中の月経対処は自己責任?
8-3 ともに学び,話し合いの場をつくる
第9章 いよいよ現地で
9-1 生理用品を入手できる?
Box 9-1 生理用品,日本からもってく? それとも現地で?
9-2 その生理用品,フィールドに合っていますか
9-3 トイレは社会を映す
Box 9-3 私はトイレットペーパーが要ります
9-4 生理用品,捨てられる? ―ゴミ箱だけが問題ではない
Box 9-4① フィールドワーカーたちの切実な「捨てられない」問題
Box 9-4② 捨てられず,都市に持ち帰る
9-5 洗濯の工夫,そしてどこに干す?
Box 9-5 速乾パンツで急な洗濯に備える!?
9-6 月経中の入浴
Box 9-6 星空の「入浴施設」
9-7 ピルを使った月経コントロールって,どんな感じ?
Box 9-7 ピルがあれば安心!?
9-8 体調不良になったら/「休む」には
Box 9-8
内容説明
フィールドワーク、野外活動、海外研修、ボランティア活動―の現場で、月経にどう向き合うのか?
目次
第1部 基礎編(月経は誰とともにある?;そもそも月経とは?;自分の月経を知ろう;拡がる生理用品の選択肢;選択肢としての月経コントロール;月経をめぐるタブー)
第2部 実践編(いざ何を準備?;指導教員・送り出すほうは何をすべき?;いよいよ現地で)
第3部 資料編
著者等紹介
杉田映理[スギタエリ]
大阪大学大学院人間科学研究科/大阪大学MeWプロジェクト
四方篝[シカタカガリ]
京都大学アフリカ地域研究資料センター/日本熱帯生態学会ダイバーシティ推進委員会
小國和子[オグニカズコ]
日本福祉大学国際学部/JICA海外協力隊コミュニティ開発技術顧問
新本万里子[シンモトマリコ]
広島市立大学国際学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



