内容説明
魔法の呪文作りで名高い二つの家が反目しあう、
イタリアの小国カプローナ。
両家の魔法の力がなぜか弱まって、
他国に侵略されそうな危機の中、
活路は失われた〈天使の歌〉を
ふたたび見出すことしかない。
だが両家の大人たちは、互いに相手方を責め、
クレストマンシーの「危機は邪悪な大魔法使いのせいだ」
という忠告にも耳を貸さない。
そんなとき、両家の子どもたち
トニーノとアンジェリカが、
「呼び出しの魔法」に惑わされて行方不明に。
「子どもをさらった」と非難しあい、
盛大な魔法合戦をくり広げる大人たちをよそに、
トニーノの兄パオロと、アンジェリカの姉レナータは、
力をあわせて弟妹を探しはじめる。
一方トニーノたちは、目覚めてみると、
人形の大きさにされ、人形の家に閉じこめられていた!
派手で楽しい魔法の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
miceneco
1
クレストマンシー文庫化4冊目。舞台はイタリア。魔法を歌うという2つの対立する家族という設定が先ず魅力をそそる。がやがやとした活気あるイタリアの雰囲気が滲み出ている所、芸術、スパゲッティなど象徴するのが組み込まれてるのも好きだ。クレストマンシーが目をぱちくりしたり、よろめいたりとちょっと可愛い。個人的に二人が小さくなってからが楽しくて止まらない。ベンヴェヌートと会話出来るのも凄く好き。キャットとの共演が短編に続く要素で終わってるのもとても好きなラスト。教文館でのイベントされてた方が解説を書かれていて驚いた。2026/03/22
希咲(きさ)
1
呪文を歌うという発想がおもしろかった!魔法の呪文作りの2つの名家で生まれた子どもたちが攫われ、お互いを疑って戦うシーンは「そんなことしてる場合じゃないぞ!」と叫びたくなってしまいました(笑)文庫版クレストマンシーシリーズももう4冊目。クリストファーがメインだったのが最初の『クリストファーの魔法の旅』だけなので、彼がもっと登場すると嬉しいのになぁ…と思いながら読み終えました。2026/02/12




