内容説明
文明が崩壊した世界をバイクで旅するオーサンは、道すがら廃墟の中で眠る少女を発見した。すると少女は突然目を覚まし「海へ、いく」と呟いた。もともと当てのない旅だ。危うげな少女の身を案じたオーサンは、彼女を海まで送り届けようと決意する。しかし道中、心を開き始めた少女に魔の手が迫る。一体この娘は何者なのか、そして謎の追っ手から逃れた先の海には何があるのか? ポストアポカリプスの世界を巡るふたりの旅が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サキイカスルメ
10
面白かった!終わりかけの世界、謎の少女を拾う、バイクで二人旅、この要素に心惹かれる人はたくさんいるはずだ!何を隠そうわたしもその1人です。読みたかったものを読めて満足だし、その上で世界かたった1人への愛かのお話でもあって大好物よ。と思いながら読んでました。細かいことは気にせず豪快でありながら包容力抜群の主人公オーサンと、見た目以上に言動が幼い不思議な少女ローストの組み合わせも微笑ましくて良かったです。2026/02/20
MoriTomo
8
ポストアポカリプスな世界を舞台に、バイクで荒廃を駆け巡る“オッサン・ミール・ガール”の旅が描かれ、道中の軽妙なやり取りとロマンあふれる疾走感に惹き込まれました。 出会う人々との交流や、謎の追っ手に狙われる少女の秘密に迫る展開も見応え十分で、主人公の人柄に触れながら少しずつ心を開いていく少女との関係性、そして印象的なラストまで胸を打つロードムービーでした。2026/02/15
わたー
7
★★★★★面白かった。文明の崩壊した世界をバイクにまたがり旅をする主人公。ある日、いつものように旧文明の施設の残骸を探索していたところ、コールドスリープ装置に入っていた少女を発見する。記憶を失い、ただ海に行きたいと望みを言う彼女にローストと名付け、相棒として共に海を目指すポストアポカリプスもの。謎の少女の願いを叶えようとするところからもわかるのだが、主人公がとても気持ちのいい奴なためか、ただ普通に生活するのも厳しい終末世界を舞台にしているのに、作品の雰囲気としては明るくて清々しい感じがしてよかった。2026/02/08
つじ みやび
3
陽気なおっさんは良いぞ~~~! 文明大崩壊後の世界での一人旅。必然的に独り言もおおくなりがちで。でも彼の独り言って基本明るいんですよ。 終末世界の一人旅で、口調が明るい。もうそれだけでいろいろ彼の半生を勝手に想像し始めるんですよ、私は。 ちゃんとその辺本編で語られるわけですが、この世界でオーサンが一人旅するまでの経緯めちゃめちゃ好き。 そんなオッサンが少女と出会って海を目指す……そんな浪漫たっぷりでいいんですか!良いんですね!?と思いながら読んでました。めっちゃよかったです。2026/02/08
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