内容説明
おいしくて少しほろ苦い、大好評シリーズ!
教養高く美しいが、世間知らずのおばあさまと、
料理のセンス抜群だが内気な17歳の孫娘・佐菜。
世の荒波に放り出されたコンビが、
「出張料理」を仕事に奮闘する、大好評シリーズ。
れんこんの料理で知り合った落語家の与太郎が、兄弟子・二つ目の椿亭八作のことで訪ねてくる。
落語は中途半端でうだつが上がらない、しかも片思い中という八作を誘い、川遊びに行くので
弁当を作ってほしいという。佐菜は早速、八作の落語を聞きにいってみる。
亡くなった姑が作っていたふき味噌の味を再現させたい、と願う若おかみのために奮闘したり、
専太郎と友人たちを喜ばせようと「地獄飯」の品書きをあれこれ考えたり。
忙しくも充実した日々を送る佐菜だが、ある時おばあさまが体調を崩して寝込み、
またかつての友人たちが華やかな娘時代を過ごすのを目の当たりにし、
心細さと不安を感じつつ、落ち込むことも――。
人生の転換点を迎えた佐菜を、ますます応援したくなる、待望の第5巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
76
シリーズ第5弾。おでかけ料理人の佐菜。落語の師匠に作るお味噌汁。簡単なようで奥深い味。菜の花の白和え、握り飯、芋の煮っころがし。落語の噺も入りなんだか賑やかな春の物語。糸問屋の大店からふき味噌を作って欲しいとの依頼。亡き姑の味にして欲しいとの事。悩んだ挙句見つけた隠し味。作り方と材料は明確に残しておくものですね。怖い話もの大好きな専太郎がともだちを集めて地獄飯。地獄絵図を眺めながら一風変わった食事会。佐菜もお年頃、恋バナの一つもと思えばどこかの誰かの嫉妬に迷惑。これからどうなるのかな。2026/02/14




