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内容説明
終戦直後の焼け野原のなかで妻と二人で始めたラジオ修理店を,全国有数の家電量販店へと育て上げた加藤馨.「会社はそこで働く全員のもの」とする,彼のユニークな会社観,経営哲学はどのようにして生まれたのか.生い立ちから戦争体験,起業,引退後の暮らしまでを,丹念な取材によって明らかにし,その人生を戦後家電流通史とともに描き切った壮大なノンフィクション作品.
目次
はじめに
Ⅰ 戦争に翻弄された人生
第一章 岐路
第二章 職業軍人をめざす
第三章 起業──新しい人生のスタート
Ⅱ 正しい生き方
第四章 見捨てない生き方、見捨てられない人生
第五章 ナショナルショップへの加入と離脱
第六章 世代交代と「我が社の信条」
第七章 「会社は株主だけのものではない」
第八章 定年までに「ひと財産」できる会社
第九章 正しく生きる
Ⅲ 新しい道
第十章 YKK戦争を戦い抜く
第十一章 「ケーズデンキ」の発足
第十二章 業界トップではなく「強い経営」を目指す
第十三章 愛する人たちとの別れ
第十四章 再婚
第十五章 もうひとつの人生
第十六章 戦争体験者からの最後の訴え
あとがき
主な証言及び取材協力者
主要参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
6
親子が築きあげた店を通じて語る家電量販店史と言うべき本。「筋を曲げない」、「正しく生きる」と言う社是を通して、他の家電量販店との違いを際立たせている。 後半の加藤馨氏の晩年については、普通の本ならばもっとコンパクトにすべき内容。少し宣伝臭あり。 2023/06/07
だ
4
日経新聞の書評で見て図書館で借りて読了。最近読んだ中で最も読み応えがあり、感じ入った良書であった。「私の履歴書」などで経営者が父母の人生や自身の幼少期から語り始めるのを訝しく思う事もあったが、本書を読むと企業を真に理解するには、そこまで遡る必要があることを実感できる。生い立ちが人となりを創り、人となりが企業風土を創るのである。加藤氏は穏やかなスタイルの内側で、命を燃やし尽くした。その煌めきがケーズデンキに息づいている。人を愛し、人に愛され続けた人生。享年百歳。これ以上ない大往生だか、最終章では涙が出た。2023/09/02
Scotts
0
昨今は働き方改革で昔とは違ってきているのかもしれませんが、一般的に小売業界は労働環境がキツイのが当たり前と認識していました。そのような中で、ケーズデンキのような異色の会社が成功をおさめていることは驚きでした。精神論ではなく、論理的に優れた戦略を立てて実行できる会社なのだと思います。2023/07/11
harmony1116
0
地味に一貫して理念に基づき生きた創業者の話。引退後も次の人生を一貫した思想で生き続けて珍しい人。企業経営の書としても非常に参考になります。2025/05/12
ビーバー
0
ケーズデンキますます好きになりました。
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