文春e-book<br> 償い 綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件 6人の加害少年を追って

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文春e-book
償い 綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件 6人の加害少年を追って

  • 著者名:山崎裕侍【著】
  • 価格 ¥1,900(本体¥1,728)
  • 文藝春秋(2026/01発売)
  • 澄みわたる秋空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~11/8)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163920658

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内容説明

史上最悪の少年犯罪、加害少年6人のその後

史上最悪の少年犯罪と呼ばれる「綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件」。たった7日間しかなかった昭和64年(1989年)の1月に被害者のX子さんは息絶えた――。
おぞましい犯行に及んだ主犯格A、準主犯格B、自宅が監禁場所だったC、監視役D、暴行に加わったE、F。6人の加害少年はその後、どんな人生を歩んでいるのか。本当に更生を果たしたのか。
元「ニュースステーション」ディレクターで、現在は北海道放送(HBC)の報道局デスクを務める山崎裕侍氏は、2000年頃から本件の取材を続けてきた。Fが振り返った凶行の中身と悔恨。張り込みの末に行ったCやEへの直撃。さらにDの母親による告白など、本人や家族へのインタビューを重ねていく。著者の葛藤も交えながら描かれるテレビ報道の舞台裏も本書の特徴の一つだ。
とりわけ多くのページが割かれているのが、準主犯格Bの存在。彼は刑務所から出所後、更生するどころか、暴力団関係者らとトラブルになって再犯事件を起こしていた。B本人との手紙のやり取りや面会、Bの母親や義兄への取材を通じて、「事件の裏側」と「加害少年のその後」に迫っていく。そして主犯格Aの親族もまた取材に対し――。
加害少年の中には、結婚して新たな人生を歩んでいる者もいれば、50歳前後で命を落としている者もいた。一体、「償い」とは何なのか。加害者や被害者と同世代の著者が地を這う取材で紡ぎ出した渾身ノンフィクションが誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

144
昭和の終わりの1989年1月にコンクリート詰めされた遺体が発見された・・あの頃騒然となった事件。ただただ被害者が痛ましく、遺族にもかける言葉が見つからない。今でさえそうなのだ。加害者たちのその後を追った本作は、虚しさと怒りに支配された。この事件に「償い」などあるだろうか・・何をどう取り繕うとも悍ましさは消えない。嗚呼、読むんじゃなかった。あとがきのラスト4行が苦しく刺さる。2026/01/25

ma-bo

105
たった7日しかなかった1989(昭和64年)、平成に変わる1月に被害者が息絶えた綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件。当時の主犯格Bの義兄から2024年に20年ぶりの電話「Bは死にました」で時計は動き出す。著者は2000年から事件を追い続け、ニュースステーションで加害者や加害者家族のインタビューが放送されたりもした。そんな著者がB(出所後再犯を犯している)を中心に「事件の裏側」と「加害少年のその後」に迫っていく。加害者達は事件にどう向き合ったか?そして償いとは何なのか?同世代の著者渾身のノンフィクション↓2026/05/28

fwhd8325

100
とても衝撃な事件でした。犯人たちが少年だったこともあって、どこかもやもやしたものが残っています。事件当初から取材していた方による手記は、とても興味深く読みました。途中でやめようかなとも思いました。なぜ人はここまで残虐になるのだろうか。そして出所後の再犯というスパイラル。こうした現実が、加害者を避けることにつながっている。最終章で、刑務所の問題の中で「言われたことしかできない人間」「自分の頭で考えられない人間」ができあがると書かれている。何一つ、解決することのできない無念さが重くのしかかります。2026/07/03

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊隊鳥

88
(2026-26)【図書館本-20】女子高生を拉致監禁し、非道の限りを尽くした挙句、コンクリート詰めにして遺棄するという史上最悪の少年犯罪。犯罪者達のその後を追うルポ。加害者は「罪を償う」と言うが、どうやったらこれほどの罪を償うことができるのか。それだけでなく、出所後も再び罪を犯す者もいる。特に準主犯格のBは精神科医の診断では「反社会性人格障害」であり、更に刑務所の中で妄想性人格障害も進行したという。刑期を終えれば罪を償ったとして病気の治療も行われず社会に出る現在。何か間違っていないだろうか?★★★★2026/02/20

ゆいまある

80
女子高生コンクリ事件。加害者全員極刑でいい。そう思考停止してきた。今でも考えるだに苦しい。しかし加害少年全員が崩壊家庭で愛されずに育っていた。少年院に行き贖罪を学んだ者もいるが、刑務所でただ懲罰を受けた者は罪を理解せず再犯に及んでいる。主犯格の1人Bに至っては統合失調症(小田晋先生の診断は違うようだがスルーする)を見落とされ、妄想に基づいて再犯に及んでいる。Bは府中刑務所を経てから再犯していない。府中の精神科医は大体優秀だ。極刑にできないならせめて治療、矯正を。それが私の望み。重く辛い内容。体力が要る。2026/03/20

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