内容説明
若槻礼次郎暗殺未遂に関与したプロボクサーを父に持ち、多様な人脈の中で育った野口。彼はタイのムエタイを「キックボクシング」として日本に持ち込み、沢村忠を擁して一大ブームを巻き起こす。さらに、まだ無名だった五木ひろしを日本レコード大賞歌手に育てあげた――。伝説の興行師の足跡と共に刻まれた、壮大な昭和裏面史を描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーイチ
25
上を読了後、Kindleで引き継ぎ。格闘技全般は好きだし興味もある。本書のテーマがキックボクシングの隆盛を築いた興行師と有れば、面白く無い訳が無い。オマケに沢村忠登場が小学校高学年と有れば、小生のために書かれたノンフィクションと断言しても間違いでは無いと思う。普通に「懐かしかった」「そうだったんだ」で充分なのだけど、著者ならではの記述もあって興味深い箇所もチラホラ。プロレス、格闘技関係のインタビューとかは結構読んできたので「この手の証言」はお馴染みなのだが、格闘技の証言は検証が困難なので、続く2026/01/24
コニタン
3
私が中学生、高校生の頃、キックボクシングの沢村忠にハマって後楽園ホールに通ってました。当時は八百長とは知らず、一生懸命沢村忠を応援していました。今でも沢村忠のサイン色紙を宝物と思っています。50年前の昔の話しで懐かしい思い出です。2026/01/29
ゾーンディフェンス
1
結局、野口修は何をしたかったのかということだけど、それはスポーツでも芸能でも良かったんだろうね。それは日本プロスポーツ大賞と日本レコード大賞の両方を獲りに行く姿勢からもわかる。沢村忠のことをもうちょっと書いて欲しかったけど、取材の応じて貰えなかったのならしょうがないね。それにこの本の主役はあくまで野口修だから。 それにしても「文庫版のためのあとがき」で明らかにされた出自の問題は衝撃だったな。 最後にこんなものをぶつけてくるとは、著者もなかなかやりますね。2026/02/10
辻本 敏久
0
一気読み。2026/04/09
Kazunori Tsutsumi (conner)
0
上下巻読了。ブーム終了間際あたりからしか記憶になかったキックボクシング。ボクシング、芸能と複雑に絡み合った歴史を知ることができた。 測らずも文庫版で大きな伏線回収があった。 この本は生涯忘れないものになるだろう。 2026/03/01
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