内容説明
夫・秀吉に最期の時が迫る。信長・秀吉・家康、3人の英傑たちに天下泰平の夢を重ね、多くの子たちの「母」として戦乱の世を生きた北政所・ねねの生涯を、NHK大河ドラマの脚本家が描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KT1123
3
側室とした茶々に子ができ、絶頂を極めた秀吉と、複雑な思いで豊臣を支えるねねだったが、秀吉が没すると、のさばりだした徳川家康と対立することになり、関ヶ原、大阪冬の陣、夏の陣の戦を経て豊臣が滅亡するのを見続けることに…。っていうか、家康のふてぶてしさがスゴい(*_*)ねねと家康は、割と仲が良いと思っていたので、少し意外でしたが、さもありなんとも思わされました。2025/11/11
Masaki Maruyama
0
山岡荘八「徳川家康」を読み終えた後、当代の売れっ子脚本家が同じ時代をどう描くのか興味深かったけど、上巻は○、下巻はこんなもんかといった感じ。上巻で設定されたねねの特性が下巻ではすっかり薄れてしまっている。偉くなっちゃうと仕方ないのかなって意味では、亭主が出世しすぎたおかげでねねもつまらない人になってしまう宿命からは逃れられない。こういうのは昔も今も同じだというのが、著者の見方ということか。2025/12/12
ますこ
0
天下人になるまでが幸せの絶頂だったのかな2025/11/29




