双葉文庫<br> まだ終わらないで、文化祭

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双葉文庫
まだ終わらないで、文化祭

  • 著者名:藤つかさ【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 双葉社(2025/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575528947

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内容説明

八津丘高校の文化祭では毎年、生徒の誰かがサプライズを起こすことが慣例となっていた。しかし二年前の文化祭で、生徒が教師にケガを負わせてしまう。その様子はSNSにアップされて大炎上。自粛ムードで終えた昨年の文化祭を経て、迎えた今年。まるで宣戦布告をするかのように、二年前の文化祭ポスターが学内掲示板に貼られていた。文化祭実行委員の市ヶ谷のぞみは生徒達に話を聞きにまわるが……。文庫版限定で、甘酸っぱい青春と日常の謎が交錯するスピンオフ作品を収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

23
毎年、生徒の誰かがサプライズを起こすことが慣例の八津丘高校の文化祭。まるで宣戦布告のように事件が起きた2年前の文化祭ポスターが学内掲示板に貼られる学園ミステリ第2弾。ゲリラライブで人が殺到して教師がケガを負い、その様子がSNSにアップされて炎上、ニュースにも取り上げられた事件。なぜ当時のポスターが今になって貼られたのか、市ヶ谷と佐竹が生徒たちに聞き込みをする中で浮き彫りになる登場人物たちの印象と実像があって、様々な思いが垣間見えた文化祭が終わる中、辿り着いたそれぞれの結末がなかなか印象に残る物語でしたね。2025/12/10

huraki

6
二年前の文化祭で起きたとある出来事が騒動となり、自粛ムードが漂いながらも迎えた今年の文化祭。当時のポスターが掲示板に貼られたのを見つけた実行委員たちは、調査を行う。非日常の空間の中で何者かになりたくて、誰もが必死に手を伸ばす。自分と向き合い、時には痛みも伴う特別な青春を過ごす彼らが眩しかった。2026/01/25

agtk

4
青春ミステリ。複数人の視点で語られる。ポスターの謎だけで最後までいくのかと思ったが…。日常の謎を通して高校生の内面を描く青春群像劇。(帯に書いてある通りだ…)2025/12/21

橙なオレンジ

3
藤つかさ、記号化されたデータベースとの距離でしか自身を定義できない、現代人の思春期の相対性に関心があるのだろうが、文化祭群像劇という王道の趣向に対してそのテーマがうまく乗り切っていなかった印象がある。過去の決定的瞬間をつぶさに見つめる眼差しは、一方で現在進行系で生成される一つの大きな場のぎこちなさに繋がっているようにも感じた。論証の過程においても相対性のなかで分かり合えないことの隠喩があるものの、210pという紙幅では挑戦に難いテーマだったのかもしれない。3作目の方向性に舵を切らせたKADOKAWAの妙。2026/02/07

瓜井

3
高校の文化祭を舞台にした群像劇。(物語のテーマ上、わざとかもしれませんが、)文章中に登場人物の個性みたいなものがあまり感じられず、今が誰の視点か分からなくてページを戻ることが多かったです。2025/12/28

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