内容説明
時は平安。安倍晴明の娘にして妖狐の血を引く煌子は、「白狐姫」として都の妖怪に恐れられていた。ある日、以前仕えていた承香殿の宮のもとを訪れると、思わぬ闖入者がやって来る。その少年は宮の弟――次期帝である東宮だった。煌子の強さに感服した東宮は、なんと妃になれと迫ってきて!? 一方、宮中では新たな事件が動き出していた。東宮や晴明も巻き込んで、事態は予期せぬ方向に。痛快あやかしファンタジー、第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
11
今回は怪しとの戦いは少なめです。その代わりにとある高貴な人に言い寄られたり、黒姫様の家庭環境がチラッと見えたりします。黒姫様は本当に性格も良さそうなので幸せになってほしいです。そして、怪しとの戦いはまさに狐の力があるだけに相当つらそうでした。鼻がきくのも不便な所があります。今回は陰陽の君一人の力ではなく、皆の協力のもとの勝利。2025/12/07
小梅さん。
7
煌子、もてもてじゃーーんw 道長に続いて、東宮様まで! 東宮様、将来、立派な帝になりそうで楽しみ。 でも、脱出癖は、直していただかないと、周りが苦労する。 煌子に勝負を挑んでからのあの展開はびっくり。 向上心といえば向上心なのかw 舞姫仲間の姫様たちとの友情もはぐくんでいて微笑ましい。 終盤のあれ、やっぱりあいつはでてくるのか。 晴明ファミリーの結束力には敵わないよね。 今後の展開も楽しみ。2025/12/13
蒼都羽月
3
気づかぬ間に3巻が出ていたらしく(1年ぶりの続編だったらしい)、たまたま書店で目に留まって幸運だった。本編はいきいきとしたキャラたちとテンポのいいストーリーが楽しく、巻末の参考資料や選書群で(これは持ってるからすぐに参照できるな)とか、(これはまだ読んだことないな)と隅々までチェック。気になる論文あったんだけどCINIIとかで読めたりしないかな…。いろんな人の筆で描かれるいろんな晴明像を読むのはとても楽しい。2025/12/19
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