内容説明
時は平安。 安倍晴明の元に生まれた待望の娘である煌子は、祖母譲りの狐耳と尻尾を持つ妖狐であった。家族の愛を一身に受け、好奇心旺盛でおてんばに育った煌子は、気付けば様々な騒動の渦中に。 男装して陰陽寮を見学したり、鞍馬の大天狗に求婚されたり、五節の舞姫に選出されたり。 騒動のかたわら式神を増やし、困難を乗り越え、やがて無比の美貌と妖力を持つ「白狐姫」として都にその名を知られるようになるが！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
50
安倍晴明の娘で妖狐の煌子が騒動を起こす。軽いタッチのドタバタ作品でした。2024/08/19
はつばあば
47
この本を購入した時にナイスを4人の方から頂いたので すが・・他の作者さんの清明さんを読まれていた方達ならちょっとショックを受けられるかも。思ったより幼過ぎて😅。その上道長さんが好きじゃない私。続きも出ているようですがこれでご馳走様させていただきます。しかし・・2冊続けてドボンとは・・・段々選別の目が曇ってきたか。2024/05/11
たまきら
29
娘さんチョイス。平安好きだもんね。キツネの子と言われた安倍晴明に、先祖返りした白狐娘がいた…という、ちょっと面白い設定ですが、ま～た道長だ！と娘さん食傷気味。仕方ないよ平安時代の権力者様なんだもの…。2025/02/10
星華@FANKS
10
書店で見つけてタイトルに惹かれて購入。設定など かなり文献などを読んで書かれていて設定などは面白いけど…私には面白さが伝わらないというか1冊丸々使って主人公や主要人物の紹介というか説明がされていた感じで、面白さが伝わらなかったです。設定が良かっただけに残念さが感じられました。あと煌子の無鉄砲さと周りを振り回す感じが私には好感が持てなかった。あと妖怪も遠くに飛ばしただけで解決にはなってない気がしたのは私だけかな？2025/10/05
あずとも
9
平安あやかしファンタジー。安倍晴明の娘・煌子が主人公。祖母・葛の葉譲りの狐耳と尻尾を持つ妖狐で好奇心旺盛なうえにおてんばで「お父様の力になりたい」という思いが空回りして、様々な騒動の渦中に。晴明が娘に甘かったり最初はそれほど能力がら高くなかったりよく描かれている姿とのギャップが面白い。2024/04/07
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