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内容説明
◆主な内容
小学六年生の葉澄は、発達障害のある双子の姉・菜々実の通院や学校送迎を日常的に手伝っている。菜々実にも、両親にも笑っていてほしい気持ちは確かにある。けれど、友達と遊びたい日も、ひとりでいたい時も、お母さんと一緒にいたい時も、菜々実の都合が最優先になる。何かを諦めるたび、仕方ないと思う反面、胸の奥にモヤモヤがたまっていく。
そんな中、障害がある子のきょうだいが集まった「きょうだい会」に参加することになった葉澄は、同世代の恵太と出会う。からりとした性格の恵太と仲良くなる葉澄。恵太にも障害を持つ弟がおり、明るい言葉の裏には、複雑な感情がにじんでいた。
葉澄は「きょうだい会」での交流や、かつて仲違いした友達とのやり取りを通じて、自分の未来について考え始める。障害のあるきょうだいのために生きるのが「みんなにとって」幸せなのだろうか、それとも──?
きょうだいだから愛している。愛しているから、見捨てられない。
きょうだい児が抱える葛藤をまっすぐ描き切った、渾身の力作!
監修:藤木和子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayuko Kamiwada
6
きょうだい児という言葉を聞いたことがあるだろうか。この本はきょうだい児をテーマに描かれている。もし仮に自分に兄弟がいたとしよう。兄弟が何かしらの障害を抱えていたら・・・。葉澄には双子の姉がいる。姉の菜々実は自閉症スペクトラムだ。周囲の人は勝手に葉澄が姉の世話をして大変そうだと想像する。そんな中、きょうだい児という言葉とその集まりがあることを知って・・・。自分はこの本を通して、きょうだい児という言葉を知った。どの立場の人にも等しく支援ができる社会になればいいと思った。2026/02/09
飲も飲も
5
小6~中学卒業までの「きょうだい児」の話。自閉症の双子の姉菜々美のことで友達倫ちゃんと喧嘩した葉澄。病院で出会った弟が自閉症の敬太をきっかけにきょうだい児の集まり「つなぎひ」を知る。ケアする人もケアされることが大事。2026/01/19
いなこ
3
障害がある双子の姉がいる葉澄は、友だちと仲違いになったりと日々葛藤の中、病院で出会った男の子からもらったキーホルダーからきょうだい会の存在を知り…。監修者や参考文献、資料をもとにティーンズ向けに書かれている。障がいのある家族やきょうだいがいる人たちの思いや境遇をすこしでも知るきっかけにはなると思うので、登場人物と同じ世代にも手にして欲しい。2026/02/22
0sanada0
3
面白かった! 私自身もきょうだい児として育ったので、感情移入しすぎて泣いてしまった。「将来は福祉系に進むんでしょ?」とか通院の付き添いの多さ、機能不全家庭など、解像度の高さに驚く。しかし奥付を見て藤木和子さんが監修されていると知り納得。きょうだいと縁を切った私からするとちょっと綺麗すぎるんじゃないか?と思う部分はあるし、展開も読めるんだけど、今困っているきょうだい児を絶望させず、かつ支援につなげやすくするために大事な一冊だと思う。2026/01/27
vodka
3
きょうだい児が主人公のYAは「街に躍ねる」以来かな。この分野の専門の弁護士さんが監修とのこと、そちらのレビューもとても良かったです。 何事も知らないことを知るところから。2025/12/15
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