内容説明
大ヒット映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」原作続篇! 若き龍捲風の青春を描く
いつか、阿祖は天を駆ける龍となる──。1950年代香港。貧しい労働者だった阿祖は、いかにして〈龍城幇〉の頭目、龍捲風となり九龍城砦を統べるにいたったのか? その裏には、彼の人生を揺るがす男との出会いと別れがあった──。《九龍城砦》シリーズ第二弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうしん
8
出だしの描写の陳腐さにめげそうになったが、そこを乗り越えた後は普通に香港ノワールというか現代武侠という感じで楽しめた。今回は前作より増して女性キャラが少ないので、そのあたりの違和感もない。前作ともども映像なら盛り上がりそうな展開も文章にしてしまうと陳腐なものになってしまうのだなあと気づかされた。結末は映画版につながりそうでいて、必ずしもつながらない部分もある。2025/11/21
yosa
8
囲城では少年ジャンプだった九龍城砦が龍頭ではヤングジャンプに化けた。映画も履修したのでそこかしこに散見するトワイライトウォリアーズのエッセンスにニンマリ。映画から入ったファンはこれが読みたかったはずだ。突然ナレーションになってしまう特異な地の文が若干気になるけれど、読み易さ理解し易さに昇華されているからトレードオフ。がっちりしっかりラストまで掴まれて熱いまま走りきった。だからこそ感じた物足りなさもあって、もっとねちっこくページを割いて龍捲風を深堀りしてして欲しかった。とりあえず信一伝(予約済)早よ届け。2025/11/20
辺野錠
3
荒唐無稽な要素があった前作に対してこっちは手堅いノワールものになっていたなという感想。実際前作とは10年もブランク空いてたのね。龍捲風とジムの男の友情がベタである分そこが良かった。とにかく龍捲風主役という趣だったが信一伝で人間臭くなるということなのでどうなるのか。2025/12/21
ぱに
3
おもしろかった!囲城がだいぶトンチキだったからしっかり内容が詰まってることに驚きながら楽しく読んだ。囲城から龍頭まで10年くらい空いたそうだからなるほどかも。ロミオとジュリエットの関係性という龍捲風とジムの最後の戦いは激アツだし、黒社会の描写が興味深くてよかった。今後外伝として架勢堂の物語も始まるようだし九龍城砦シリーズこれからも楽しませてもらいたい。2025/12/20
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