内容説明
当時の料理書、作法の手引き、勘定書、財産目録、文学作品、考古学的発見など、あらゆる資料を駆使し、貴族の「饗宴」から庶民の日常食にいたるまで、「食べる」という行為を多岐にわたって再現した食生活の歴史。
目次
第1章 中世の味覚
第2章 自然の制約
第3章 食糧供給の条件
第4章 宗教の義務
第5章 文化の規範
第6章 食べ物のモデル
第7章 食事、社会的な行為
第8章 テーブルマナーとサーヴィス
第9章 料理
著者等紹介
ロリウー,ブリュノ[ロリウー,ブリュノ][Laurioux,Bruno]
パリ大学助教授、歴史教授資格者(アグレジェ)
吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
8
おや? この本、感想書いてなかったか? 3年放置しちまった。いまさらやけど、書こう。この頃は、中世ヨーロッパの食関連の本をいろいろ読んでいたのだな。今も、これ関連の本を読むのは好きだ~。そんなにわちゃわちゃ写真が入ってないのが好きだ。カラー写真とかやめてんかって感じでして、こういう本は。「女性の食べ物に対する欲求が考慮してもらえるのは、身ごもったときだけである。」(p.198)とか「美食は修道士のささやかな罪であった。」(p.185)とかな。おーもしれー。この本は良本であった。また読もう♪2017/12/13
すがし
3
庶民の食生活についての資料を期待したのだが、「文献不足」ということであまり詳しくは書かれていない。分からないものは仕方ないとは思うが、それだったらいかにも詳しく網羅してあるような紹介文は書かないでほしいな……。ともあれ季節の食材や地域ごとの食文化の差異などについてはかなり詳しい記述があり、良書であることは間違いない。2011/06/19
shou
2
上流階級中心ながらメニューもあり、情報量が多い良著。食べ物にまで序列があるとは驚き。色重視だったり、魚を食べる日などの宗教的制約、地域ごとの味覚の差も面白かった。ただ香辛料が多用されたレシピを読んでも、味は今一つ想像できない。人気のカムリーヌソース、シナモンたっぷりスパイスたっぷりのお酢が利いたソースとは一体どんな味だろう…2024/07/04
四号戦車
2
ヨーロッパは綺麗な水がないからビール等を飲んだというけど、イスラーム圏はどうなんだろう。2020/07/20
shiro
1
資料の制約上、1300-1500年の間の上流階級の食文化が対象になっている。馴染みのない食材や香辛料が出て来るので、あまり味は想像できない。2013/10/18
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