内容説明
香港映画史上No.1ヒットとなった「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」待望の原作刊行!
1988年、香港。黒社会でその名を知られる義に厚い青年・陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、香港を牛耳る大ボスから突然命を狙われた。舎弟たちを傷つけられ、母親を殺された洛軍は、復讐を誓って九龍城砦に足を踏み入れる。そこは大ボスも手を出そうとしない〈龍城幇〉の頭目・龍捲風(ロンギュンフォン)が支配する地だった──。彼はそこで黒社会に生きる信一(ソンヤッ)、十二少(サップイー)らと絆を深め、大ボスの打倒に向けて動き出す! 映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』原作。*「幇」の字は正しくは封に白に巾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
17
【陳洛軍は雨の中を、耐えがたい屈辱を抱いたまま走った。ああ、それは勇ましくも悲しい── 浪漫逃避行!】なんやコレ。10年以上前に書かれたこの荒唐無稽な小説が映えるエンタメ寄りに漫画化され、さらにそこから本質的なエッセンスを抽出、凝縮して映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は制作された。ので、主要キャラの名前と九龍城砦が出てくる以外は全然違う。映画のファンが軽い気持ちで読むと相当面食らってしまうので要注意。まあ、コレはコレで面白かったけどさ!2025/08/04
yosa
15
次々とアジア圏どエンタメが入ってくる。映画は観ていないので頭に浮かぶビジュアルはまんま龍が如く。でも本質はドラゴンボールとかキン肉マンとかジャンプ漫画のそれ。地の文が書き込み過ぎで文芸としては弱いものの、おかげで状況がわかりやすくて頭からっぽにしてストレートに読めるから、普段本を読まない人にもきっと面白く読めるはず。主人公の陳洛軍が本当にいいキャラなのでぐいぐい読めてしまう。ははん、大人のラノベね、なんて高をくくっていたら終盤怒濤の展開でびびった。予想の遥か上を行く決着。こりゃ映画も観たくなってきたな。2025/07/17
ぱに
4
映画トワイライトウォリアーズ公開からずっとハマり続けてやっと読めた原作本。映画とはかなり違うと聞いていた通り、根幹の設定は変わらないもののかなり違う。漫画っぽいなーと思ったら原作者さんは元々漫画原作をやっていたとのことで納得。少年ジャンプを読んでいるかのような感覚ですごく読みやすかった。地名やキャラ名の広東語読みにすべてふりがながふってあるのが本当に親切でより読みやすい。日本カルチャーへの描写も多くて親近感がわくのもいい。続編も楽しみ!おもしろかった!原作者さんのあとがきがとてもいい。2025/07/25
YSHR1980
4
きっかけはもちろん映画からですが、こちらは完全に少年漫画のテイストで、アクションの描写も実写に負けず派手で楽しめた。叉焼飯がこれほど重要なアイテムだったとは。2025/07/18
Ninja
3
キン肉マンとドラゴンボールと北斗の拳をいっぺんに頂いたような読後感です。キン肉マンとバッファローマンの友情を思い出しました。映画でみるべき作品ですかね。小説としては、あまり楽しめませんでした。。。2025/08/11
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