宇宙の観測Ⅰ  第2版シリーズ現代の天文学15巻

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宇宙の観測Ⅰ 第2版シリーズ現代の天文学15巻

  • ISBN:9784535607651

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内容説明

すばる望遠鏡に代表される光・赤外線の天体観測で、躍動的な宇宙を目にするようになった。旧版より10年を経た進展を盛り込む。

目次

第1章 光・赤外天文観測の歴史
 1.1 望遠鏡と観測装置
 1.2 スペースへの展開

第2章 天体からの光・赤外放射
 2.1 連続光
 2.2 スペクトル線
 2.3 天文観測への地球大気の影響

第3章 光学系の基礎
 3.1 ガウス光学
 3.2 ザイデル収差
 3.3 代表的光学系
 3.4 回折限界・干渉

第4章 可視光・赤外線観測
 4.1 撮像と測光
 4.2 分光
 4.3 偏光

第5章 地上望遠鏡とスペース望遠鏡
 5.1 地上望遠鏡
 5.2 上空からの天体観測
 5.3 スペース望遠鏡
 5.4 関連共通技術

第6章 検出器と光学素子
 6.1 可視光赤外線検出器
 6.2 超伝導検出器
 6.3 フィルター
 6.4 プリズム
 6.5 回折格子
 6.6 グリズム
 6.7 偏光素子
 6.8 光ファイバー
 6.9 イメージスライサーとマイクロレンズアレイ
 6.10 光源
 6.11 光学素子の精度,光学仕様

第7章 観測装置
 7.1 真空冷却関連技術
 7.2 天体観測装置
 7.3 補償光学と位相補償
 7.4 光干渉計

第8章 観測データの解析
 8.1 天文観測データ
 8.2 観測手法と1次処理
 8.3 物理量の測定
 8.4 分光データの評価と物理量測定

第9章 データベース天文学
 9.1 はじめに
 9.2 天文データベースの現状と将来
 9.3 バーチャル天文台

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本 正行

18
月や星に興味があって、天文学を勉強しようと読みだした。いい勉強にもなるし、知識や識見が広まってくるのはいい。如何せん、まるで物理学のように、数学、しかも高度な微分や積分、若い頃、数学を嫌った私には、全然わからない。将来、天文学を専門にする人向けではあるだけに、しっかり親切に、しかも精緻に内容が展開されている。間違っても、天文学を専門にしたいとは、若い頃にも、思わないけれど、学問の奥義を窮めるのは、つくづく大変だなと感心しました。何事も努力です。しかし、数学は、難しい。人には得手不得手がある。2022/02/24

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