内容説明
美しい白エルフたちの国・エルフィンドと、稀代の名君・グスタフ王率いる魔族連合国家オルクセンの、因縁の戦いが激化! 双方に数多の被害を与え、悲劇を巻き起こしながら、雌雄を決するときは、近づきつつあった。エルフィンドから逃げ延びたダークエルフ族は、ディネルースを筆頭としたオルクセン最強の《牙》として、仇敵の同族の喉元に歯を立てるが――。血湧き肉躍る異世界戦争群像劇、シリーズ第6弾!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
55
Kindle。然しものオルクセンも行軍の長期化により補給に支障をきたしつつも、前線に出てきたエルフィンドの女王と閣僚達が滞在する街を包囲する事に成功。エルフィンドは女王を脱出させる為、乾坤一擲の反撃に打って出る。このまま女王を取り逃す流れなのか、それとも反撃を叩き潰して終戦となるのか。農奴として扱われていた黒エルフのシーンやオルクセン占領地のシーンなど戦後を意識する場面も増えてきたので終戦かな。次巻も期待。2025/12/11
和尚
31
選択と決断。任せるが、選び、決める。王のそれがどれ程難しいことか。そして、参謀の「正しさ」とシュヴェーリン、面白すぎる。そして絵もやなりかっこ良すぎる。 グラウ中佐の場面も凄く好きだし、ディネルースに対するシュヴェーリンの評価も良かった。そして、オルクセン側だけでなく白エルフ側の描写もあるのがやはり嬉しい。 満足でした。 さて次は戦の終わりですかね、七巻も楽しみです。2025/12/02
よっち
28
アンファウグリア旅団の襲撃でエルフィンド軍南翼は後退を余儀なくされ、オルクセン軍は決戦準備を加速する第6弾。機動力を活かし後方に浸透しエルフィンド軍に脅かし続けたアンファウグリア旅団の巧妙な動き。補給難にシュヴェーリン元帥が強行前進を命じ、6万の兵力がネニング平原へ突入した第三軍が合流したことで策定される包囲殲滅計画。アンファウグリア旅団の活躍が目立つ中、ただでさえ補給不足や通信遅延で後退が遅れたエルフィンド軍は後手に回りましたね…装備や練度に差があって、局所での奮闘で劣勢を覆すには相手が悪かったかなと。2025/11/14
鐵太郎
21
ちょっと変なところがあったのでXでツッコミを入れたら、なんと著者の樽見京一郎さんより説明があったので恐縮のきわみでした。どうも出版社のミスっぽい。──この巻は全編ネニング平原の会戦です。数と勢いに勝るオルクセン軍が最後の決戦となる戦いを行うのですが、奉天会戦を拡大したような展開といえばいいのかな。戦史上「両翼包囲作戦」ってのは成功例があまりないのですが、見事にそれをやり遂げたという展開。しかし優位ではあってもいまだ戦意が消えていないエルフィンド軍が相手です。困難はいろいろ。そこが見せどころかな。2025/11/19
アオイ模型店
3
圧倒的な戦力差で包囲殲滅を図るオルクセンに対し、最後の反撃を試みるエルフィンド。普通の作品ならエルフィンドの方が主役の設定だけど、ここでの主役はオルクセン。味方が苦しい時は敵も苦しいと言うけれど、圧倒的な優位に見えるオルクセン側も兵站維持に苦労している、というか、その話ばかり(苦笑) 所謂攻勢限界点が近いように見えるので、ここでしくじるとズルズルと長期戦に持ち込まれてしまうのでは?2025/11/24




