spring another season

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spring another season

  • 著者名:恩田陸【著】
  • 価格 ¥1,716(本体¥1,560)
  • 筑摩書房(2025/12発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480805256

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内容説明

HALの祭典、ふたたび。
シリーズ累計11万部
2025年本屋大賞にノミネートされた恩田陸の新たな代表作、
傑作バレエ小説『spring』への熱いアンコールに応えた待望のスピンオフ!

けれど今、こうして僕らは一緒に踊っている。戦っている。
互いを理解するために、対話するために。
二人の神に近づくために。

本編『spring』では描ききれなかった秘められし舞台裏に加えて、深津、ヴァネッサ、ハッサン、フランツ、そして萬春自身はもちろん、永遠の師匠ジャン・ジャメやエリック・リシャールの教師コンビ、ロシア留学を果たした滝澤美潮など様々なキャラクターたちの気になる過去と未来を描く全12章の小説集。中編「石の花」ほかたっぷりの書き下ろし&『spring』刊行時に期間限定で公開された幻の一篇「反省と改善」をはじめ、これまでに明かされた『spring』のストーリーを余すことなく完全収録。
【電子書籍版には紙書籍版に収録されている「パラパラ漫画」は付きません】

目次

Ⅰ H. H.邸におけるチャリティー・ディナー・パーティ/Ⅱ 私の青空/Ⅲ 反省と改善/Ⅳ 夜明けの光/Ⅴ 眠りの森/Ⅵ DANCE in Matisse/Ⅶ 梅の木、桜、林檎の木/Ⅷ 砂金採り/Ⅸ 石の花/Ⅹ プレパラシオン/  新芸術監督へのインタビュー/  すべての山に登れ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

136
今年最後の読書は『spring』の外伝集。本編に加えると作品のリズムが狂うと判断され削られたようだが、悔いなきバレエ人生を送った青春群像が各エピソードから匂い立つ。才能はありながら心に鬱屈を抱えていた面々がHALとの出会いをきっかけにバレエに真剣に取り組み、遂には最高位に達するまでが生き生きと描かれる。HALが振り付けたフランツのハムレットとヴァネッサのオフィーリア、ハッサンのオセロが連続上演されて喝采を受けるシーンを想像してしまう。いつか彼らが人生のパートナーにと望むHALを奪い合う長編を読んでみたい。2025/12/31

kei302

39
アサシン・ヤヌス・(待ち受け画面イリナ女性? あっイナリだ)イナリ誰? 読み始めて早々に本編覚えてない状態でお話についていけない。spring再読してから読むのがお薦めです。ハルの妄想、シングルマザー! になって息子のKENをバレエ留学させてフランツ一族を見返してやるんだ話が面白かった。マティスの作品をバレエにする話は本編で読んで続きが気になっていたので読めてよかった。2025/12/31

nyanco

25
Springのスピンオフ 12編 HALに会えるとは思っていなかったのでワクワクで読み始める。 (蜜蜂と遠雷でもスピンオフ祝祭と予感があったのだから描き切れなかったものを今回も書かれたのかな) HALと関わった人たちフランツやJUNの視点でその後が描かれるのかと思いきや、「砂金ほり」では、あのワークアウトの直前 選ぶ側が描かれていてワークアウトを思い出してニマニマしてしまう。→続 2025/12/31

糸巻

23
『spring』のスピンオフ集。12話収録。最初のうちはあんまり小説を読んでいる感じがしない。萬春や、春の周囲の人間たちの日常のひとコマが綴られた掌編が続く。1つ突出して他よりも頁数が長いエピソードがあった。春の恋人・フランツの視点で描かれた話。旧家の子息で家を継ぐことが当たり前に義務付けられ生きてきたフランツ。春との妄想を膨らませた会話が楽しげだが、それだけに現実に切なさを感じる。恩田陸さんは『spring』だけでは描ききれなかったんだろうな。息を吹き込まれた登場人物たちがとても生き生きとしていた。2025/12/28

ほんメモ(S.U.)

15
『spring』12編のスピンオフ集。個人的には、本編から一気に読む方が、満足度が高いのではないかな?と思いました。私は間が空いてしまっていたので、本編を再読してから読むべきだったかもな…と少し後悔。春とフランツのその後をメインに、他の登場人物の前日譚や、後日談などなど色々でしたが、新たに本にするなら、新しいメインキャラクターが欲しいところ。本編と同様に、ひたすらに美しいダンサーばかりが登場するので、読者それぞれが文章から想像する美しさに限界を定めない、小説という形式が最も適しているなと思う作品集でした。2025/12/24

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