アクションコミックス ミュージアムのふたり 2

著者名：山崎虔十【著】

双葉社（2025/11発売）

• ISBN：9784575861563

内容説明

百人斬りの鬼武者と恐れられていた武者エリカは、誰も知らないところで働きたいと、地元の博物館の臨時職員に応募。まさか受かるわけがないと思っていたが採用されてしまい、働くことに。そこで出会ったのは、見るからに話が合わなそうなマジメ学芸員の東海林文子。ふたりと職場の面々の、心の交流を描くヒューマンドラマ。第２巻では、集客を増やそうと奮闘する博物館の人々、そしてそれぞれが抱える家庭の問題が描かれる。また、エリカと文子の関係性が、温泉旅行にふたりで行ったことで変化する…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[緑虫＠漫画]

★★★★ 地方の博物館を舞台にしたお仕事漫画。地方の博物館の運営の難しさ、存在意義とかが話の軸だけど、そこに登場人物の親の介護の話や地方の猟友会の後継者問題なども盛り込んでいて、正直めちゃくちゃに「ちゃんとした」漫画だなと思う。歳をとるにつれ面白さもさることながらこういう「ちゃんとしていること」に惹かれるようになっているという自覚がある。

2025/11/30