幕間のモノローグ

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幕間のモノローグ

  • 著者名:長岡弘樹
  • 価格 ¥730(本体¥664)
  • PHP研究所(2024/01発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569903743

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内容説明

その“芝居”には、裏がある。巧妙にはりめぐらされた伏線を一行たりとも見逃すな。『教場』の著者が贈る、驚愕の連作短編ミステリ。顔を売りたいはずの「斬られ役」の俳優は、なぜカメラに背を向けて倒れたのか。俳優のマネージャーが「わざと」自動車事故に遭ったのはなぜか――。演劇学校の講師であり、ベテラン俳優でもある南雲草介は、ドラマや映画の撮影現場で起こるさまざまな事件やトラブルを鮮やかに解決していく。だが、演技に潜む「罪」を見抜く南雲にも、ある秘密が隠されていた。役者たちの「業」を描いた著者渾身の傑作ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

110
★★★★★☆☆☆☆☆映像業界を舞台とした長岡弘樹の連作短編集。俳優養成学校で講師を務めるベテラン俳優の南雲は、教え子たちが巻き込まれる事件や事故に鋭い洞察力で切り込み、背後にある思惑や因果関係を見抜いていく。なぜ切られ役の俳優は顔を伏せて倒れたのか。なぜマネージャーは車に撥ねられることとなったのか。序盤に披露される蘊蓄が、必ずといっていいほど終盤のオチに繋がる展開は、仮に作者名を伏せて読み始めてもすぐに分かるほど長岡ワールド全開だ。映像化されていないにも関わらず、南雲がキムタクで脳内再生されてしまう程に。2025/11/12

坂城 弥生

32
俳優の南雲を軸にした連作短編集。2024/11/18

22
連作になるのかなぁ?短編集、どのお話しもプチ苦いです。この作家さんらしいような。役者さん大変そうですね、とはいえ、どのお仕事も大変ですよね、心傷めないように働きましょ♪2024/08/27

シキモリ

22
大御所俳優でありながら、養成所の講師も務める主人公・南雲草介が探偵役としてドラマや映画の現場で起こる事件の謎を解いていく連作ミステリー短編集。粗筋からイメージした通りの淡白な作風だが、何を物語の軸にしたいのか今ひとつ定まっていない為、全体的にフワフワした仕上がり。各章の語り部となる若手俳優たちのキャラクター造形が恐ろしいほど浅い上に、南雲の過去や秘密が物語に重厚感を全く付与していない。南雲のマネージャー・友寄の立ち位置も実に中途半端。著者の出世作「教場」未読なのだが、本書の読了後だと期待値がだだ下がりだ。2024/02/23

seba

18
長岡作品は好んで読み進めている最中。その中で読後感の苦さランキングの上位がこのところ都度更新されており、今回再び首位が替わった。それとは別問題で、今作は短編間の繋がりが有るのか無いのか判別がつかず、時系列通りかどうかも疑わしく思え、少し読みにくかった。演劇学校の講師で現役の俳優でもある南雲の存在は、作者の「教場」シリーズの風間を彷彿とさせる。だがその人物像はあまり一貫していなかったようにも感じた。良いカタルシスを得たのは「沈黙のスピーチ」「汚れ役の歌」の二編で、皮肉にもそのせいで読後の強い苦さに繋がった。2024/09/16

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