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内容説明
戦後80年…忘れ得ぬ、大陸からの記憶。
満州からの引き揚げで乗船した「海王丸」との再会!
その引き揚げも共にした一番下の弟・七三(なみ)太朗(たろう)氏は、
数々のちば作品に素晴らしいアイデアを出し、
漫画原作者としても活躍した。
その七三太朗氏とのお別れーー
寂しさもありながら、
漫画家として初の文化勲章受章、
菊池寛賞受賞など、大きな慶事も重なってーー
ちば家は今日も大忙し!
一日一日が、発見と冒険!
味わい深まるフルカラー・ショートエッセイコミック!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
27
多くの人を見送ってきたちばてつや。今巻でも、そんなエピソードが描かれている。愛犬ジローに始まり、弟で七三太郎こと樹之、そして楳図かずお。ジローに未明の散歩に引っ張り出された時、さいとう・たかをの足音を背後に聞いて、それが亡くなった時刻と同じだったという話にはジンとさせられる。とはいえ、しんみりとした回ばかりではない。入院中に病院を抜け出した脱出行や、目の手術で視界が良好になり、仕事も遊びもより楽しくなったなど、読者の気持ちが明るくなるエピソードも多い。2025/12/17
Gen Kato
3
最新巻、読めてうれしい(感涙)。ちば先生も奥さまも、どうぞお元気でいてほしい。現在はユーモラスに、回想の中の亡き家族や仲間たちの姿はあくまで明るく、ときに厳しい。次巻も楽しみにしています。2025/12/05
まるのすけ
2
本当に素晴らしい漫画 ほがらかで、あたたかみがあって、実直で明るい作者の人柄がフルカラーで手書きの原稿から直接伝わってくるようです 作者といっしょに過ごしているような心地よい時間です。 たくさんの方が亡くなっていくお話が出てくるのと、作者自身の年齢を考えると、不安な気持ちも出てきますが、長生きしないとなぁ、と語ってくれるラストは明るい気持ちになります。2025/12/09
いと
1
☆☆☆☆☆2025/12/12




