海外文学セレクション<br> 薔薇の名前[完全版] 上

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海外文学セレクション
薔薇の名前[完全版] 上

  • ISBN:9784488016937

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内容説明

これは、中世の老修道士アドソが、見習修道士時代の体験を回顧して綴った手記である。そこに記されていたのは、彼が訪れた、北イタリアの修道院で起きた連続殺人事件の顛末だった。アドソが付き従っていたのは、理知的て論理的で誰もが驚嘆する推理力の持ち主であるイギリス人修道士、バスカヴィルのウィリアム。彼とともにアドソは、修道院の誇る、迷宮構造を持つ謎めいた文書館に足を踏み入れることになる。本書は、初版刊行以来、エーコ自身が加えてきた数々の訂正、削除等をすべて反映したものになっており、巻頭には、そうした修正について、2012年版に作者自身が寄せた付記も収めた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

34
読書界のラスボスのひとつを読む。上巻。主人公?のウィリアムが訪れた修道院でずっとよくわからん論争をしてる。そのノイズ(失礼)は多いが起きてる事件は割とシンプル。そして上巻ラスト付近に訪れる情事、これまでの禁欲的な展開からの落差が凄い。 難解なことは織り込み済みだったので身構えてたよりは読みやすいかも。下巻へ。2026/02/25

Shun

27
碩学の人ウンベルト・エーコが書いた中世イタリアの修道院で起きた謎の死を巡るミステリ小説「薔薇の名前」に訂正等の要素を収録した完全版が刊行。マルケスの「百年の孤独」の次に文庫化を期待していたが、この度衝動買いをし早速読み進める。難解さを覚悟していましたが、キリスト教に関する宗教的解釈と中世における宗教対立や異端審問といった議論は興味深くはあった。うろ覚えながら「カラマーゾフの兄弟」の「大審問官」の章を読んでいるような気分。とは言え本筋は見立て殺人、そして鍵は文書館に保管された書物という親しみやすい内容だ。2026/01/08

どら猫さとっち

20
推理小説にして、宗教哲学としても読める、知の巨人ウンベルト・エーコの代表作が、完全版となって刊行された。中世イタリアの修道院で起きた、修道士の不審死。その事件の鍵は、文書館にあるという…。小説はこんなにすごいのか。修道院にいるかのような錯覚。そして、謎解き。これほどスリリングに読めるのは、至福の読書体験である。2026/01/22

pushuca

13
以前読んだ旧版を、覚えていた。完全版を以前より愉しめたのは、だからかも知れない。2026/02/02

スミス市松

12
なんとなく相当にヤバいところに入り込んでしまったというのは分かる。2026/02/24

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