内容説明
水斗のプロデュースでイラストレーターとして歩み始めたいさなに、ラノベの依頼が舞い込んだ。
プロデビューの覚悟が問われるなか、返答期限は9月末――ちょうど文化祭が終わる頃まで。
そんなことを露知らず、いさな推しのギャル・吉野の発案で、いさながクラスの出し物の看板を描くことに!
テーマは『脱出ゲーム』。気合いが入った吉野は、1年生からシナリオライターまで連れてきた。
「先輩。私の相談役になってくれませんか?」
脚本を読んだ水斗は、その後輩文学ギャル・道倉美陽にも、才能を見出して手伝うと言い出し――!?
恋、夢、情熱……創作者《クリエイター》たちの青春弾ける、高2文化祭編!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
30
プロローグから最後までずっと面白く読めました。更には次もまた楽しみにせざるを得ないエピローグであること。恋愛を主軸にした純愛ものでありながら13巻ずっと面白くて、まだ更に次も新刊出たらすぐ読もうと思わされるこの凄さですよ。楽しみです。2025/10/31
よっち
17
イラストレーターとして歩み始めたいさなに舞い込んだラノベのイラスト依頼。彼女が返答に迷う中文化祭が近づく第13弾。依頼の返答期限は文化祭が終わる頃まで。そんなことを露知らないいさな推しのギャル・吉野の発案でクラスの『脱出ゲーム』の看板を描くことになるいさな。一方その脚本を書いた後輩・道倉美陽に才能を見出して、そちらも気にかけるようになっていく水斗。クリエイターの繊細なこだわりと葛藤が描かれ、水斗の覚悟が問われる展開はキャラの解像度が高かったですけど、何よりこれを回想で書いているところが効いていましたね…。2025/11/02
とってぃー
8
いさながクリエイターとして羽ばたくために鍵となる本巻。マジでクリエイター道の理想一直線に書いてくださりありがとうございます!水斗のマネジメント能力と気持ちへの向き合わせ方が光ってましたね。ラストは水斗と結女を揺るがす衝撃展開で早く次巻が読みたい!2025/11/01
れっちん
7
今回は、新しい才能が登場。 文学ギャル『道倉美陽』。 高校生の才能って、こんなに眩しいのか。 『東頭いさな』の才能を掘り下げながら、 自分の“創る”を見つめ直す。 クリエイターの苦悩と、創作への愛。 クリエイターの才能が全く無い俺としては、 この苦しみわかってやれないが、気持ちは伝わった。 もちろん、絶対本命『結女』との絡みも、もっと見たかった。 でも、今回はこれでいい。 物語に必要な“話”として、欠かせない一冊だったと思う。 2025/11/01
マルしぇちゃん
5
やはりこの作品は読んでて面白い けど若干キャラが極端すぎるかな〜と思わんくもなくも しかも最後の展開が不穏でまあまあ一波乱あるお話になりそーだなあと思うとなんともいえん感覚に陥る 2025/11/01




