ノヴァコミックス オルクセン王国史～野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか～（ノヴァコミックス）５

著者名：樽見京一郎【原作】/野上武志【漫画】/THORES柴本【キャラクター原案】

一二三書房（2025/10発売）

• ISBN：9784824205032

内容説明

「銃と魔法」の時代。
「平和な」美しいエルフの国で白エルフからの虐殺にあったダークエルフ族氏族長、ディネルース。
逃亡の果てに白エルフたちに復讐を誓いオルクセンに身を寄せたディネルース、今や名実ともに「王のもの」となった。
ダークエルフ族で編成されたオルクセン国軍アンファングリア旅団長となったディネルース。
愛する牡との充実した日々は瞬く間に過ぎ、水面下で準備を進めていたオルクセンがついに宣戦布告する――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Koning]

ということで開戦。いやもうなんつーか時代ですな。と。よい塩梅にございます

2025/10/28

[わたー]

★★★★★面白かった。電撃的に開戦までの準備を進めるオルクセン軍の様子が克明に描かれているところが非常に興味深い。原作の描写も緻密ではあるが、私がミリタリーに精通していないのでこのように漫画で表現されているのは凄く助かる。内容も良かった。コンセプトである、ある日突然、野蛮なオークが平和なエルフの国を襲ったというミームの回収も、作画担当が原作を好きでどう漫画に表せばいいのかわかっているからこそできる表現になっていたと思う。また、ディネルーズさんの表情も良い。特に我が王からの差し入れによって、

2025/11/05

[みやしん]

航空戦力こそ描写は少ないものの真珠湾攻撃が下敷きになっているのだろう。姿が確認できなかった数隻が今後どう影響するのか?本来なら意味はないけど、おまけの新刊広告ページが面白い。フランス語版も出版されたようだが、おフランス人の反応も見てみたい。

2025/12/16

[コリエル]

奇襲による海戦の幕開け。この世界初の魚雷戦てことだから1800年代ぐらいの雰囲気で戦争してるのかな。でも鷲による航空戦力もいるから第二次大戦のあたりまでの100年をまとめたような戦争をやるのだろう。このままずっと蹂躙するのかね。正直ワンサイドゲームはつまんないんだが。

2025/12/17

[アオイ模型店]

オルクセンの制式拳銃、これはライヒスリボルバーなのかな？ ついに開戦したオルクセンとエルフィンド。 雷光弾、マグネシウムに言及されてないけど、エレクトロン焼夷弾でいいのかな？　エピソード的には下瀬火薬をくらったロシア海軍っぽいですが。観戦武官は赤松則良と榎本武揚がモデルかな？ 鉄屑戦隊が現れたときのアンファングリアの反応、扶桑海軍が大和でライン川を遡上した時の我々と一緒だ(笑) 我々人族と違って、オルクセンの国民にとっては１２０年前は「若い頃の恨み」なので、そら忘れられないよな

2025/10/26