内容説明
傍若無人なハインリヒ王子との婚約を回避することができなかった愛娘ルイーゼ。この世界が、元となっている乙女ゲームのルイーゼ破滅エンドへ向かっていると予感したヴォルフガングは、ルイーゼを守るため、周囲への警戒度を高めていく。そして十歳を迎えたルイーゼが真名授与の儀を受けた日の夜、事件が起こる。ルイーゼの脳内に「ゲームのエンディング=自分が辿るかもしれない未来」の記憶が雪崩のように押し寄せてきたのだった。その話を聞いたヴォルフガングは、前世の記憶をレナやマルクスたちに打ち明け、一丸となってルイーゼを守り抜くことを決意する。時は流れ、いよいよゲームシナリオが動き出すという頃、ヴォルフガングたちに新たな味方が――? 破滅する運命に逆らう家族の絆を描く、異世界ファンタジー第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
尚侍
7
とっても面白かった。物語の大きな方向性が見えてきたことで、話に安定感が出てきたように感じました。主人公の魔眼の謎も解決したことで、これをどのように活用して現在の逆境をひっくり返すかが楽しみですね。あとは少しネタバレ気味ではありますが、転生前の情報をここまでオープンにする作品というのは珍しく、それをキャラクターがうまく消化できているところまで含めてきちんと描けているなと感じました。次巻の展開次第で今後もシリーズが続いていくかの分かれ目になると思いますので、続きが楽しみです。2025/11/12
MoriTomo
4
王子との婚約を回避できなかった愛娘ルイーゼを守ろうと奮闘する展開が描かれており、仲間たちとの絆や新たな味方の登場など、温かくも力強い描写が印象的でした。 10歳となったルイーゼの異変をきっかけに物語が大きく動き出し、一丸となって破滅の未来を回避しようとする姿に胸がアツくなりました。家族の絆だけでなく、ドイツ語のルビで綴られる詠唱や、貴族社会ならではの世界観にも引き込まれました。問題となるキーキャラとの関わりにも注目で、ハッピーエンドを目指す主人公たちの今後の活躍に期待が高まります。2025/11/02




