最後の一色 下

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最後の一色 下

  • 著者名:和田竜【著】
  • 価格 ¥1,705(本体¥1,550)
  • 小学館(2025/11発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 375pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093867689

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内容説明

本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編!

織田信長に丹後を支配するように命じられた智将・長岡(細川)藤孝、猛将・忠興親子は、決死の覚悟で一色五郎と戦う。
味方にも秘策を明かさぬ一色五郎が進もうとする先は、果たして織田家の壊滅か、一族の破滅か。
戦国時代最後の怪物が覚醒する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

174
Kindle。なんと後味がわるく悲しい終わり方か。史実の通り、この後細川家は幕末まで残り総理を輩出する家系となるが、一色五郎を家臣にしていれば残らなかったかもしれない。宮津城での伊也の場面以降、殆どセリフも無く終わっていく様子が物悲しさを感じ、史実での忠興の苛烈さを考えると忠興に与えた影響の大きさが伺える。2026/04/14

たっくん

153
天正三年、織田信長は丹後攻略に着手するが、細川改め長岡藤孝・忠興は若き国主・丹後守護一色五郎の抵抗の前に和議を結ばざるを得なかった。政略結婚、忠興の妹を妻に迎えた五郎、大方の思惑とは異なり臣従の姿勢を見せるが・・本能寺の変、信長の死後、長岡父子と一色五郎の戦いは再燃する。味方にも秘策を明かさぬ五郎の先に見えるのは長岡家の壊滅か、五郎ら一族の悲惨な末路か・・智将藤孝、猛将忠興。怪物一色五郎。稀代の砲術師稲留伊賀は魅力的な武将、終末はあっけないが、面白く読了した。2026/05/19

hiace9000

137
信長の落胤との口伝もある長岡忠興。やはり”…似てやがる”のか。「直情激なるが故の涙の訴願とまさかの翻意」は共に本意だったのだろう。敵方・一色五郎もまた、「登城途中で謀略に気づけど見事な作戦と認め殉ずる」戦国の武の流儀に徹した稀代の名将だったのだろう。優に百書を超える古今の主要参考文献は圧巻。 戦国期に数多残された一戦史に過ぎぬ「悲劇の謀殺譚」を、血沸き勇躍する魅力に溢れる登場人物らの精緻なる活写で一気呵成に読ませ切る傑作! 史実として時を超えた不朽の価値観と、「討たれども負けぬ」真なる生き様に胸打たれる。2025/11/29

133
細川忠興の周辺には細川(長岡)幽斎の妻で忠興の母である麝香、忠興の妻で明智光秀の娘である玉(ガラシャ)、忠興の妹である伊也など実名のわかる女性が多くいるのだが、和田竜の描く女性もうまい。それにしても一色五郎の器の大きさに比べて細川忠興の狭量よと思わずにはいられないのだが(偏執的な逸話は多い)、紆余曲折を経て信長の下で二人は轡を並べることになる。そこに本能寺の変が起こり、そして…。新聞連載だといつまで話が続くのか、最後はどうなるのか。特に最終盤は緊張感が最高潮に達し、さすがは和田竜と思わずにはいられない。2025/11/08

はにこ

130
名前も知らなかった一色五郎に魅了された。時代がこの時でなければ、五郎と忠興は良き義兄弟になれたのだろうか。沢山の取材似よってこの物語がただのフィクションではない気がした。伊賀がこの後に活躍するのが興味深い。伊也は政治の材料となっていたけど、彼女の心はどうだったのだろう。心に残る物語だった。2026/01/31

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