ビッグコミックス 風都探偵（１９）

著者名：石ノ森章太郎【著・原作】/三条陸【著・脚本】/佐藤まさき【作画】

小学館（2025/10発売）

• ISBN：9784098636211

内容説明

園咲霧彦、まさかの復活！？

ウルトラヒット中、『仮面ライダーW』正統続編！

あの日、ロストドライバーを残したのは
鳴海荘吉の幽霊だった？
長年の謎が深まる中、現れた依頼人は、
死んだはずの園咲霧彦で…？

懐かしき友と蘇る記憶。立ちはだかる亡者と動き出す最終計画。
「風」をめぐる戦いはそれぞれの運命を巻き込んで加速し、
愛と罪を背負った男がその生命を懸ける！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[GM職員]

そろそろ最終クールに突入したはずなのに、新たな幹部級の敵が増えちゃった仮面ライダーＷ続編第19巻。翔太郎の前に現れたのは、死んだはずの園咲霧彦！？ 地球の記憶を用い、個人の記憶を掘り起こし、好き勝手に利用する。利用されたほうはたまったもんじゃないだろうが、おかげでTV本編では叶わなかった共闘と、まさかのゲスト敵＝同じ女性を愛した者同士の激突が見られたわけだ。そしてやっぱりナスカドーパントはカッコいい。愛する街を救うはずが、悪に加担し街を泣かせていた霧彦の精一杯の罪滅ぼし。「悪党諸君。一緒に罪を数えよう」

2025/12/04

[トラシショウ。]

「そんな薄っぺらい事じゃない。私を突き動かしているのは⋯あの日、確かに存在した⋯奇妙だが⋯小さな⋯友情だ⋯！」。未だ全貌の見えぬ裏風都の真の計画を歯痒く感じる中で訪れた依頼、それはかつて好敵手として何度も渡り合い、友情さえ芽生えた、街を愛し街に殉じた男からのものだった。予告通りまさかのしri⋯園咲霧彦が再登場する意外な開幕から、そこに秘められた恐るべき事態に挑む「nは暗闇より出てて」を全編収録。巻末インタビューはリリー白銀役の長澤奈央(ハリケンブルー)。いや表紙カッコよすぎか(笑)(以下コメ欄に余談)。

2025/11/04

[毎日が日曜日]

★★★

2025/11/04

[よねはら]

地上絵の翼、愛する街のために駆ける。ロストドライバーの出どころなんて「劇場版の奇跡」で済ませて良さそうなものですが、行間の埋め立て方が真面目で説得力もあって素晴らしい。「霧彦が生きてたら」をこれでもかと見せてくれました。「一緒に罪を数えよう」という決め台詞も粋。次はついに最終戦スタートか…。

2025/11/09

[みのにゃー]

霧彦が消えるとこ、切ないな。

2025/11/06