内容説明
美男子ルイス・コストヴェインは名うての遊び人にして生来の極悪人。資産家の跡継ぎ娘コンスタンス・リーミングを騙して結婚し、周到にアリバイ作りをした上で命を奪って遺産を手に入れ、なおも飽き足らず放蕩・殺人・略奪とあらゆる悪事を重ねていく。究極の欲望を満たすために突き進む悪の申し子を待ち受ける予想だにしない運命や如何に? 傑作『赤い右手』の翌年に発表された、まったく趣の異なるピカレスクにして、先の読めないJ・T・ロジャーズ流異色ノワール。他に傑作短篇「ピンクのダイヤモンド」「死はわが友」の2作を収録。
【第2回配本・第3巻】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほたる
8
表題作は視点人物が「骰を振る女神」に振り回されていく過程が面白い。一体どのように裁きを与えるのかというところも奇怪で愉快だった。ほか2編も「悪」を描いているにはそうなのだが、どこか風変わりな形で貶められていくところに魅力を感じた。2026/02/07
gokuri
4
表題作ほか「ピンクのダイヤモンド」、「死はわが友」を収録。いずれも悪党を主人公に1940年代のアメリカを舞台に物語が展開される。 根っからの悪党の奇想天外の悪事と、裁判で争った弁護士の復讐ともいうべき追撃、それをかわして逃走を図る悪党のすさまじい逃避行は想像を超え、スピーディな展開はワクワクさせる。残り2編も、発表当時の犯罪あふれる米国の都会を感じさせ、その雰囲気を楽しめた。 全集のもう一冊も図書館で借りて読んでみたい。2026/03/10
朔ちゃん
4
好きな世界観。アタリをひいたと思い、作者読みをする所存である。2025/11/08
ヨッシー
3
新刊32冊目 評価★★★★☆2025/09/28
亜済公
1
賭博って面白い。2026/02/03
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- 和書
- 不意撃ち 集英社文庫




